株式会社ブリヂストンは、9月16~17日にフランスのポール・リカール・サーキットで開催された『2023FIM世界耐久選手権(EWC)第4戦ボルドール24時間耐久ロードレース』において、タイヤをサポートするYART Yamaha Official EWC Teamがチャンピオンを獲得したことを報告した。
EWCにおいては開幕戦ル・マンで2位、第2戦スパでは優勝を果たしたYART Yamaha Official EWC Teamがチャンピオンを獲得した。第3戦鈴鹿8耐ではトラブルに見舞われてランキング2位となっていたが、最終戦ボルドール24時間において、ランキング首位のF.C.C. TSR HONDA FRANCEがトラブルに見舞われてリタイアとなった。そのため、4位でフィニッシュしたYART Yamaha Official EWC Teamが、チームとしては14年ぶりとなるチャンピオンに輝いた。
そしてランキング2位には、717周を走破して優勝を飾ったYOSHIMURA SERT MOTULが入り、『BATTLAX』のサポートを受ける2チームが1位、2位を占めた。ブリヂストンとしては3年連続、4度目のチャンピオン獲得となった。
■株式会社ブリヂストン モータースポーツ部門長 内田達也 「EWCシリーズチャンピオンを獲得された『YART Yamaha Official EWC Team』のライダー、チームおよび関係者の皆様に心からお祝い申し上げます。『YART Yamaha Official EWC Team』は、開幕戦のル・マン24時間で2位、第2戦のスパ24時間で優勝となるなど、シーズンを通して高いチーム力でチャンピオンにふさわしい走りを披露されました」
「我々ブリヂストンも、耐久レースという『極限』の状態下でライダーとマシンのパフォーマンスを最大限に引き出すタイヤの供給を通じて、『YART Yamaha Official EWC Team』のシリーズチャンピオン獲得に貢献できたことを大変嬉しく思っています。また、応援してくださったモータースポーツファンの皆様とタイヤ開発にお力添え頂いたチームの皆様に心より感謝申し上げます」
■マンディ カインツ(YART Yamaha Official EWC Team チームマネージャー) 「長年の目標であったEWCシリーズチャンピオンを、ブリヂストンとともに獲得することができたことを大変嬉しく光栄に感じています。ライダーたちは本当によくやってくれました。今シーズンは毎回、レースをリードしました」