このほか、丸の内エリアでは11月4日から6日の間、東京駅前の商業施設「キッテ(KITTE)」4階のホールで合同ポップアップイベント「NEO TOKYO CULTURE POP-UP」を開催。デザイナーHachiが手掛ける「バルムング(BALMUNG)」や「ルルムウ(rurumu:)」などの東京発ブランドをはじめ、多くのクリエイターに支持される原宿のショップ「パットマーケット(PAT MARKET)」、オンラインカルチャーマガジン「サブカル(Sabukaru)」などが参加する。4日にはパットマーケット、5日にはサブカルによるDJイベントも行われる。
11月4日は渋谷パルコの外階段をランウェイに使用し、渋谷で培われてきたアートやカルチャー、音楽、ファッションのスタイルを表現する初のショーを開催。1980~2023年の流行を取り入れ、現代のアイテムと古着や様々な時代のスタイルをミックスしたショーに仕上げるという。スタイリングは服部昌孝が担当。また、アートプロジェクト「MEET YOUR ART」と連携し、一部の会場の装飾はアートスペース「マター(MATTER)」が手掛ける。このほか、WITH HARAJUKUでは11月3日から6日まで、歴代の装苑賞の受賞作や、過去に出版された雑誌「フルーツ(FRUiTS)」約200冊を展示。展示される雑誌は実際に読むこともできるという。
銀座エリアでは、松屋通りを会場にショーを11月5日に開催。「日本の伝統的な文化や芸能とファッションの掛け合わせ」をテーマに、デザイナー丸山敬太が演出を、三宅陽子がスタイリングをそれぞれ行う。「ファセッタズム(FACETASM)」や「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」、「エムエーエスユー(M A S U)」、「ヨーク(YOKE)」などに加え、オーダーメイドスーツの「英國屋」や呉服屋の「銀座もとじ」などの銀座の老舗店が参加する。
11月3、4日は、時事通信ホールでtoB向けに約80ブランドが参加する大型商談会も開催。「マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)」や「オーラリー(AURALEE)」といった歴代のファッションプライズ「FASHION PRIZE OF TOKYO」全受賞ブランドのアイテムを揃え、一般にも公開する。
イベントの最終日11月6日には、人通りが多い平日の通勤時間中に、東京国際フォーラムのロビーギャラリーでショーを開催。「ジェイ・プレス(J.PRESS)」や「レペット(Repetto)」、「サンヨーコート(SANYOCOAT)」といったフォーマルアイテムを展開するブランドのアイテムをミックスし、ベッドフォードのデザイナー山岸慎平が「新しいビジネススタイル」を提案するという。