現フォーミュラEチャンピオンのジェイク・デニスは、来月のF1最終戦アブダビGPのフリー走行1回目にレッドブルから参加することが決まった。
各チームは、年間を通して少なくとも2回のフリー走行セッションに若手ドライバーを起用しなければならない義務がある。このプログラムのためにチームはルーキードライバーの起用を続けているが、レッドブルはその枠を埋めるために最も実用的なアブダビを選んだ。
2018年からレッドブルのシミュレータードライバーを務め、アンドレッティ・グローバルからフォーミュラEに参戦している28歳のデニスにとって、アブダビGPは初めての公式セッションへの参加となるが、彼は2018年5月にバルセロナで行われたシーズン中のテストと、その年の後半にハンガロリンクで行われたテストでも走行している。
なおレッドブルはデニスに加えて、同じくアブダビGPのフリー走行でフランス系アルジェリア人ドライバーのアイザック・ハジャルも起用する。ハジャルは現在FIA F2選手権にハイテック・パルスエイトから参戦しており、今週末の第20戦メキシコシティGP(メキシコGP)ではアルファタウリでフリー走行に参加することになっている。
今シーズンにFP1走行が予定されている他のドライバーは、アルピーヌのジャック・ドゥーハン(メキシコシティGPとアブダビGP)、メルセデスのフレデリック・ベスティ(メキシコシティGP)、ハースのオリバー・ベアマン(メキシコシティGPとアブダビGP)、マクラーレンのパト・オワード(アブダビGP)、フェラーリのロバート・シュワルツマン(アブダビGP)、アストンマーティンのフェリペ・ドルゴヴィッチ(アブダビGP)、そしてアルファロメオのテオ・プルシェールだ。