北野武監督の映画『首』のIMAX版が公開決定。IMAX版ポスタービジュアルが到着した。北野監督が構想に30年を費やしたという同作の舞台は戦国。天下統一を掲げる織田信長に反乱を起こした家臣・荒木村重が、秀吉の弟・秀長、黒田官兵衛の策で捕らえられ明智光秀に引き渡されるが、光秀はなぜか村重を殺さずに匿う。村重の行方が分からず苛立つ信長は思いもよらない方向へ疑いの目を向け始めるが、それは全て仕組まれた罠だったというあらすじだ。11月23日公開。北野武自らが「本能寺の変」を策略する羽柴秀吉役を演じ、明智光秀役には西島秀俊がキャスティング。加瀬亮が織田信長役、浅野忠信が黒田官兵衛役、大森南朋が羽柴秀長役、中村獅童が秀吉に憧れる百姓・難波茂助役を演じる。同作は全国354館での公開となる通常版に加え、全国49館のIMAXスクリーンにて上映。北野武監督作品初となるIMAX版では、床から天井、左右の壁から壁まで広がるスクリーンに映し出される鮮明な映像と高精度なサウンドで、300人近くのエキストラを動員したアクションと武将たちによるドラマを楽しむことができる。IMAX版のポスタービジュアルには、燃え盛る本能寺に立つ人物の後ろ姿、「IMAX」「史上最狂の“本能寺の変”」の文字があしらわれている。