グランベルスクエアは、宿泊からグルメ、温浴、エンターテインメントまでをカバーする「滞在型感動創出拠点」として、スパサウナ施設「SPA&SAUNA コリドーの湯」のオープンを皮切りに、今年4月から段階的に開業。地下3階、地上10階建ての構成で、地下2~3階には、ライブハウス「ベース グランベル(BASE GRANBELL)」とナイトクラブ「ズーク トウキョウ(Zouk Tokyo)」、地下1~地上3階には、鉄板焼きの「銀座 まつさか」などの飲食店が入居。地上4階にはコリドーの湯、地上5~9階にはホテル「GINZA HOTEL by GRANBELL」、最上階の10階にはステーキハウス「ビーフ ステーキ クラブ キヨ ギンザ(BEEF STEAK CLUB KIYO GINZA)」と「ルーフトップ バー ピロ ギンザ(Rooftop Bar piro ginza)」を構える。
コリドーの湯では、男女それぞれの入浴スペースやフィンランド式のサウナに加え、ソファやリクライニングチェアを設けたリラクゼーションスペース、ドリンクや軽食を購入することができるラウンジなどを設置。建築は、さまざまな銭湯の設計を手掛ける今井健太郎が担当し、「内観へと誘う空間」をコンセプトに、デザイン性のある温浴空間に仕上げた。地下2~3階は、ライブハウスとナイトクラブの2通りの使用ができるスペースを用意。メインフロアである地下3階には、ダンスフロアの天井に「マザーシップ」と名付けられた巨大な照明を備え、音楽に合わせて上下する仕様にした。地下2階をサブフロアとし、DJブースを設置したことで、メインフロアとは異なるイベントを開催することもできる。
同施設の中核となる5~9階には、ベルーナが運営するグランベルホテルグループ初となるプレミアムデザイナーズホテル「GINZA HOTEL by GRANBELL」がオープン。バリアフリー仕様の「ユニバーサルクイン」など、全102室の客室を用意し、アールデコ調を現代的に洗練させたデザインで、ラグジュアリー感あふれる空間に仕上げたという。