どんなに長く親しくしていても、配慮のない人と関係を続けるのは難しいものだ。
40代前半の女性(埼玉県/サービス・販売・外食/年収200万円)は今から5年前、「中学時代から20年くらいの間会っていた同級生と絶縁しました」と明かし、その経緯を語ってくれた。(文:林加奈)
「私、妊娠してるから、今度会う時は私の家の近くまで来て」
女性によると、その同級生とは「10~20代は旅行したり、私が一人暮らしをしてからは私の家に泊まりに来たり、頻繁に会っていました」と、関係は良好だったという。
30代になり、女性が先に結婚してからは頻繁に会えなくなった。それでも半年から1年に1回くらい会っていたが、
「同級生からいつ、どこで会おうと提案するわりにドタキャンしたり、待ち合わせ時間を大幅に遅刻したりすることが続き、遅刻をとがめると逆ギレしたりして嫌気がさしてきました」
だんだんと2人の関係は悪化した。当時の女性は妊活中、同級生は独身だったが、1年ぶりくらいに会ったとき、同級生は妊娠し、結婚することになったという。
「『おめでとう、よかったね!』と言ったら『相手の収入が低く、これから不安だから幸せを感じない』と言いました。同級生は私が妊活中であることを知っているのに、『妊娠しても幸せと感じない』と言ったのです。とっても残念な気持ちになり、仕舞いには『私、妊娠してるから、今度会う時は私の家の近くまで来て』とも言われ、二度と会いたくないと思いました」
愚痴に適当に返信していたら「身重でこんなに悩んでるのに、真面目に答えて」
同級生の態度に疑問を抱くようになった女性。
「その後も同級生の夫や義理の家族の愚痴を送ってきたりしましたが、適当にスタンプを押して返信したりしました。ある時『身重でこんなに悩んでるのに、真面目に答えて』などと送られてきたので『家の近所に友達を作って相談相手になってもらったり、専門家に話を聞いてもらった方がいいよ』と返信し、それ以後は送れないように設定し、完全に縁が切れました」
と、絶縁した経緯を綴る。確かに身勝手な振る舞いにうんざりした女性の気持ちも理解できる。最後に女性は、
「辛辣に思う方もいるかもしれませんが、その後私も妊娠できたので後悔はしていません」
と、自身も妊娠できたことを報告し、回答を締めくくっていた。
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