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NYに暮らす移民一家の恋と絆。『ニューヨーク・オールド・アパートメント』が来年1月公開

2023年10月19日 16:10  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

映画『ニューヨーク・オールド・アパートメント』が来年1月12日より新宿シネマカリテほか全国で公開。ポスタービジュアルが到着した。

移民家族に訪れた悲劇と成長を描く同作はマーク・ウィルキンス監督の長編デビュー作。オランダ人作家アーノン・グランバーグの小説『De heilige Antonio』をもとに、アメリカンドリームを夢見て祖国ペルーを捨てニューヨークで不法移民として暮らすデュラン一家が、恋をして、大切な何かに気づき、はじめて「自分」として生きる意味を見出していく姿を描く。

デュラン家の2人の息子役を演じるアドリアーノ・デュランとマルチェロ・デュランは実の双子。ペルーでのオーディションで選ばれ、同作が映画初出演となる。母ラファエラ役はマガリ・ソリエル。そのほか、タラ・サラー、サイモン・ケザーなどが脇を支える。

ポスターでは、兄弟が女性と出会い楽しいひと時を過ごすシーンが切り取られ、「ぼくらは懸命に恋をした――“透明人間”だった、この街で」というキャッチコピーが添えられている。

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