トヨタは10月18日、クロスオーバーSUVの『カローラ クロス』を一部改良し、同日より販売を開始した。
2021年9月の登場以来、コンパクトSUVの『ヤリス クロス』とミドルサイズSUVの『RAV4』の中間サイズに収まる“ちょうどいい”サイズ感で人気を博すトヨタ・カローラ クロス。今回の一部改良ではパワートレインが刷新されるとともに、安全装備やコネクティッド機能が充実している。
ハイブリッドモデルはすべての電動モジュールが刷新された1.8リットル・ハイブリッドシステムを新たに搭載することで、従来よりも低燃費かつ高出力を実現。また、ガソリン車では従来モデルで採用されていた排気量1.8リットルのエンジンから、低燃費・高出力の2.0リットル・ダイナミックフォースエンジンに変更された。
安全装備の改良点は、ステアリング・ブレーキ操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストや、プリクラッシュセーフティに新たな機能を追加するなど“Toyota Safety Sense”の機能の拡大だ。
この他、コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオが設定されたほか、10.5インチの大画面ディスプレイ、車内Wi-Fiの設定により機能性が向上。さらにZグレードでは、メーターパネルをフル液晶化し、視認性が向上した12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが標準装備となっている。
ボディカラーに新色のマッシブグレーを含む8色が設定され、ハイブリッド車についてはツートーンカラーの3色が追加となった改良型カローラ クロスの価格は218万4000~345万9000円(税込)だ。