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そごう広島店新館跡に新生「パセーラ」が誕生、2025年度以降順次開業へ

2023年10月18日 16:32  Fashionsnap.com

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屋上庭園「スカイパティオ」リニューアルイメージ

Image by: NTT都市開発
 今年8月に閉館したそごう広島店新館跡に、新たな商業施設「パセーラ」が2025年から順次開業する。NTT都市開発が発表した。同じ建物である「基町クレド」内で営業している現パセーラとともに施設構成を刷新し、新生「パセーラ」として生まれ変わる。

 そごう広島店新館は、広島市都心部の紙屋町・基町エリアに位置する基町クレドの一部に入居。賃借契約の満了を理由に閉館した。
 新生パセーラはそごう広島店新館跡を中心に構成し、「広島市都心部での過ごし方を変える拠点“MOTOMACHI CENTRAL BASE”」をコンセプトに、「新たな体験とワクワク感」「衣食を通じた日常と非日常」などの価値を提供する施設を目指すという。地下1階から地上12階までの13フロア構成で、売場面積は約4万8000平方メートル。
 そごう広島店新館跡部分は6階以上の高層ゾーンと低層ゾーンに分け、基町クレドに入居する現パセーラやリーガロイヤルホテル広島、広島バスセンターと接続する高層ゾーンには、「遊ぶ」「食べる」「癒される」といった新たなコト消費の提供を目指したサービスやエンターテインメント系のテナントを誘致する。低層ゾーンには、都心生活者の日常と非日常を支えるライフスタイル提案型のテナントが出店する予定で、詳細なフロアプランやテナントの出店計画は追って告知される。なお、地上11、12階部分の運用に関しては未定としているが、現在入居するホールは残す方針だという。
 また、施設の再生第1弾として、現パセーラの6階にある広島城を一望できる屋上庭園「スカイパティオ」を2024年春に先行リニューアルオープンする予定。リニューアル後は、新設される大画面モニターやナイトビューを活かしたルーフトップバーなどによる非日常体験の提供や、親子連れの客も楽しめる噴水や水遊び場などの整備を行い、より多様な楽しみ方ができる環境の創出を目指す。現パセーラのテナントやフロア構成に関しては、今後検討していくという。

■新生「パセーラ」開業予定時期:2025年度以降順次所在地:広島県広島市中区基町6番