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“ラスボス”キャラといえば? 3位「ジョジョ」DIO、2位「スーパーマリオ」クッパ、1位は「鬼滅の刃」鬼舞辻無惨 <23年版>

2023年10月18日 08:01  アニメ!アニメ!

アニメ!アニメ!

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(C)2022 Nintendo and Universal Studios
10月16日は「ボスの日」。

経営者と部下の関係を改善する日として、1958年にアメリカで提唱された記念日です。


アニメやゲームでボスといえば、主人公に立ちはだかる強大な敵という印象が強いでしょう。とくに物語のフィナーレを飾る敵はラスボスと呼ばれ、ときに主人公以上の存在感を発揮してきました。
世界中の都市を破壊したり、主人公の仲間を亡き者にしたり、何度倒しても蘇ったり……。
そんなラスボスたちの中で人気を集めるのは一体誰なのでしょうか。


そこでアニメ!アニメ!では、「“ラスボス”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。10月1日から10月8日までのアンケート期間中に553人から回答を得ました。
男女比は男性約40パーセント、女性約55パーセント、無回答が約5パーセントで女性が多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。



※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さいませ。



■恐ろしかったり愛らしかったり… ラスボスのタイプもそれぞれ

第1位

1位は『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨。支持率は約11パーセントで、昨年の3位からランクアップしました。



最新作『刀鍛冶の里編』でも第1話に登場した無惨。読者からは「鬼の始祖にして頂点でもあり、鬼殺隊だけでなく鬼たちにとっても恐怖の対象だから。部下の生死も思いのままだなんて……怖い!」や「禰豆子を鬼に変えた張本人。成果を出せない手下を躊躇いなく始末してしまうのも極悪非道なラスボスらしい」、「ここまで悪に徹したキャラクターも珍しい。『鬼滅の刃』という作品になくてはならない最大の宿敵です」と情け容赦のない傍若無人っぷりが忘れられません。暴君として君臨する敵役がトップとなりました。

第2位

2位は『スーパーマリオブラザーズ』のクッパ。支持率は約10パーセントで、昨年と同順位でした。



今年公開された映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でマリオに立ちはだかったクッパ大王。「世界で最も有名なラスボスではないでしょうか。ゲームではほぼ全ての作品でボスを務めていることから、会う度に“いよいよ最後だな”とテンションが上がります」や「“ゲーム史上、最も偉大なゲームの悪役”としてギネス世界記録に認定されているラスボスの中のラスボス。単に恐ろしいだけでなく、ちょっとマヌケだったり、息子や部下には優しかったりと、意外な一面も愛される理由ですね」、「映画ではピアノの弾き語りでピーチへの愛を高らかに歌い上げていました。サビのピーチピーチの連呼には大爆笑」と恐ろしい風貌とのギャップも魅力。スクリーンでも大暴れしたラスボスが今年も上位にランクインしました。

第3位

3位は『ジョジョの奇妙な冒険』のDIO。昨年のトップから順位を下げましたが、2位とはわずか数票差でした。

「シリーズ第1部から登場しているジョースター家の因縁の相手。数世代に渡って宿敵として君臨し、悪のカリスマと呼ばれるほどの魅力を兼ね備えていて、多くの部下が心酔しているのもわかります」や「第3部の主人公・承太郎と対峙したときのラスボス感が完璧! もはや反則と思えるほどのスタンド能力に恐怖しました」と時空を超えたラスボスキャラが登場。「数々の名言を誇る『ジョジョ』の中でも、ディオ・ブランドーの“おれは人間をやめるぞ! ジョジョーーッ!!”はあまりにも有名だから」と忘れられないセリフも数多い悪役です。

■そのほかのコメントをご紹介!

『うしおととら』白面の者には「最終決戦にたどり着くまでも、たどり着いてからも絶望の連続。その倒され方も含めて、少年マンガらしいラスボスでした」。
『魔法少女まどか☆マギカ』ワルプルギスの夜には「舞台装置の魔女であり、作中の魔女の中でも圧倒的な存在感。まったく意思疎通ができず、どんな火力を叩きつけても揺るがないから」。

『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』ユニクロンには「『2010』からシリーズを通して暗躍している黒幕的存在。オリジナルCVが巨匠オーソン・ウェルズという時点でラスボスに相応しい。商品化したフィギュアはあまりに大きすぎて買えなかった……」。
『文豪ストレイドッグス』福地桜痴には「第4シーズンから第5シーズンにかけて強大な敵として立ちはだかった福地桜痴。猟犬の隊長にして天人五衰のリーダーと判明し、圧倒的な異能力はラスボス感がありました。その最期には思わず涙」と最新作の敵役にも投票がありました。



2023年版でもさまざまなボスキャラが登場。『僕のヒーローアカデミア』や『文豪ストレイドッグス』など、まだ完結していないタイトルは複数のキャラがランクインしており、視聴者にインパクトを与えた敵役にも投票がありました。

■ランキングトップ10

[“ラスボス”キャラといえば? 2023年版]
1位 鬼舞辻無惨 『鬼滅の刃』
2位 クッパ 『スーパーマリオブラザーズ』
3位 DIO(ディオ・ブランドー) 『ジョジョの奇妙な冒険』
4位 虚 『銀魂』
5位 オール・フォー・ワン 『僕のヒーローアカデミア』
5位 両面宿儺 『呪術廻戦』
7位 フョードル・D 『文豪ストレイドッグス』
8位 大魔王バーン 『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』
9位 烏丸蓮耶 『名探偵コナン』
10位 サンズ 『Undertale』
10位 セフィロス 『ファイナルファンタジーVII』
10位 福地桜痴 『文豪ストレイドッグス』

(回答期間:2023年10月1日~10月8日)




■ランキングトップ20

[“ラスボス”キャラといえば? 2023年版]
1位 鬼舞辻無惨 『鬼滅の刃』
2位 クッパ 『スーパーマリオブラザーズ』
3位 DIO(ディオ・ブランドー) 『ジョジョの奇妙な冒険』
4位 虚 『銀魂』
5位 オール・フォー・ワン 『僕のヒーローアカデミア』
5位 両面宿儺 『呪術廻戦』
7位 フョードル・D 『文豪ストレイドッグス』
8位 大魔王バーン 『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』
9位 烏丸蓮耶 『名探偵コナン』
10位 サンズ 『Undertale』
10位 セフィロス 『ファイナルファンタジーVII』
10位 福地桜痴 『文豪ストレイドッグス』
13位 エレン・イェーガー 『進撃の巨人』
13位 レミリア・スカーレット 『東方Project』
15位 ガノンドロフ 『ゼルダの伝説』
15位 ゾーマ 『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』
15位 ユーハバッハ 『BLEACH』
18位 藍染惣右介 『BLEACH』
18位 フリーザ 『ドラゴンボールZ』
20位 死柄木弔 『僕のヒーローアカデミア』
20位 奈落 『犬夜叉』
20位 竜王 『ドラゴンクエスト』

(回答期間:2023年10月1日~10月8日)

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。