今月から、いよいよインボイス制度がスタートした。個人事業主の僕は適格事業者となり、諸々今までとは異なる事務処理とその煩雑さ、大雑把さ、お上が何も分かってないんだろうなという杜撰さに頭を抱える日々を送っている。
これ、年度末の確定申告とか相談で税務署パンクするんじゃないの? 大丈夫かよこの国。もういっそのこと、どっかの企業に社員として拾ってもらいたいよ。来年40だし。キャリコネの編集部に押しかけて居座ってやろうかな!
さて、なんでいきなりこんな話をしているのかというと、若干強引ではあるが、今回は職場をテーマに展開していきたいからである。題材はシンプルに、職場の嫌な奴。これである。(文:松本ミゾレ)
「私もターゲットにされて、精神的に追い詰められて退職した」
先日、ガールズちゃんねるに「職場にいる嫌な人」というタイトルのトピックが立っていた。ここに、書き込みをしている人たちが実際に遭遇した、職場の嫌な連中についての愚痴が色々と掲載されている。
一つの職場で複数人で働くとなると、どうしても遭遇してしまうのが嫌な同僚、部下、上司なんだろうけど、そういった面々についての書き込みを、ちょろっと引用紹介させていただきたい。
「気分によって態度が変わる人」
「ずーっと壊れたラジオみたいに喋り続けるジジイがいる。手を動かしてるとこみたことない。課長だから部下は拒絶もできず、どんどん病んでいく」
「そこにいない人の悪口ばっか言ってるおばさん達」
「周りには良い顔してるけど、実際は気に入らない人を悪者に仕立てて、自主退職させる人だった。私もターゲットにされて、精神的に追い詰められて退職した」
とこんな感じ。職場に嫌な人がいるって結構よくある状況なのだろう。特に積極的に意地悪してくるタイプは最悪だ。そんな人と一緒に働くのはストレスでしかない。
「逆に○○さんは何様のつもりですか?」
一方で、現在の勤め先に嫌な人がいないと書き込んでいる恵まれた人たちの声ってのもあるんで、そちらもちょっくら。何にせよ、対人ストレスのない職場で働けるって最高だよね!
「仕事は大変だけど嫌な人がいない。これ結構貴重だなと思ってる」
こういうのはまさに職場ガチャに成功した事例と言えるだろう。仕事が忙しいとか大変って、それだけ時間を忘れて没頭できているとも考えられるし、そういった場でノイズになる人がいないってのはデカい。
また、元々は嫌な人がいる職場だったけども、自分でどうにかして状況を改善させるために動いたという例もある。そちらも引用させていただきたい。
「めちゃくちゃ嫌味でネチネチ言ってくる女の上司、もう限界だったから、『ずっと我慢してたんですけど、私○○さんのこと大嫌いです。でも仕事なんで態度に出ないよう頑張ります。○○さんも頑張って下さい、私より15年も長く生きてるんですから』ってハッキリ伝えた。鬼の形相で『はぁ?!あんた何様のつもり?!』って怒り出したから『逆に○○さんは何様のつもりですか?』って聞き返して終了」
これ、その後どうなったのかについては言及ないけども、個人的には「すげえな」って思っちゃった書き込みだ。なかなか面と向かって相手を「大嫌い」って言う勇気ないもん。本当に大嫌いで仕方がなかったんだろう。言わないと伝わらないことってあるし、言って正解なんだろうなぁ。僕も今後参考にしなきゃ。
さいわい、僕自身は職場で嫌な人ってそんなに遭遇した記憶はない。1人、2人はいたが、いじめられるとかハラスメントの標的にされるとか、そういうことはなかった。まあ、皆さん方よりも圧倒的に会社員生活を送ってる時間が短いのがさいわいしているんだろう。
嫌な人より変な人(常に中身不詳のジェラルミンケースを持ち歩いている吹越満似の男性とか、手を10分も20分も洗い続ける吉田照美似の男性)と一緒に働いたことは多い。
こういうのは無害なのでいいよね、インパクトもあってなんか一緒に働いてて楽しかったし。他人と一緒に働くなら、なるべく楽しいのがいいなぁ。まあ、僕はもうずっとひとりぼっちでやっていくんだろうけど。