どんなに稼いでいても、貧乏性の人はいる。ただ一口に「貧乏性」と言っても、その人特有のこだわりがあるようだ。広島県に住む30代前半の女性(営業/年収1000万円)は、次のように書いている。
「スーパーを値引きワゴンからまわり、別店もハシゴする」
「チラシ掲載の特売しか購入しない」
時間と体力を使っても安いものを買おうとするとは驚きだ。他には「賞味期限も気にしなくなった」、「無料配布」しているものがあれば並ぶと綴っている。
(文:真鍋リイサ)
「2000円以上の商品を買うのに物凄く勇気がいる」
兵庫県に住む40代後半の女性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収1200万円)は、こんなときに自身が貧乏性だと感じるという。
「使い終わった買い物袋の角をハサミで直径15cmの扇形に切って、洗面所に置いてある小さなゴミ入れにかぶせるとき」
なかなか考えつかない再利用方法ではないだろうか。
続いて、新潟県に住む60代前半の男性(医療・福祉・介護/年収1500万円)の発言には驚きを隠せない。
「2000円以上の商品を買うのに物凄く勇気がいる」
年収1500万円も稼いでいる男性が勇気を振り絞るには、ずいぶん小さい額であるように感じる。この他にも、
「自販機の飲料水は絶対買わない。靴下は穴があくまで履きつぶす」
と、出費をかなり抑えているようだ。
どの「貧乏性」エピソードもその手間やこだわりには脱帽する。
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