Text by CINRA編集部
川野邉修一監督の映画『ボクらのホームパーティ』と今井ミカ監督の映画『虹色の朝が来るまで』が11月16日から30日まで東京・田端のシネマ・チュプキ・タバタで上映される。
『ボクらのホームパーティー』は川野邉監督自身の経験をもとに制作した自主制作映画。とあることから集まった7人のゲイによるホームパーティーを舞台に、各々の葛藤や複雑な人間模様を描く。監督初長編映画の同作は『カンヌ国際映画祭』国際批評家連盟賞や『三浦賞』を受賞している猪本雅三が撮影監督を務めた。
全編手話で綴られた『虹色の朝が来るまで』はろう者を題材に音のない作品を撮り続けた、ろう者の今井監督が初めて音響をつけた作品。ろう者×セクシャルマイノリティ×地方都市という生きにくい環境がいくつも重なる中で悩み生きる若者の姿を描く。登場人物はろう者が演じる。
上映は日本語字幕、イヤホン音声ガイド付き。各回上映後にトークイベントを実施する。
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