人生において大きな選択となる転職だが、吉と出るか凶と出るか、は運とも言えるだろう。
30代前半の女性(長崎県/事務・管理/年収450万円)は、転職に成功したうちの一人だ。転職前は「介護の会社の事務」をしていた女性だが、金銭面や職場環境に悩んでいた。(文:長田コウ)
「給与は低く、仮に10年在籍して管理職手当までついたとしても手取りは20万いかない計算でした」
「こんな会社長くいるところではない」と退職を決意
職場環境も悪く、実際、こんなことがあったそう。
「だれかの失敗を私のせいにされて『違います』といっても『言い訳をするな』と言われました。後で私の失敗ではないとわかっても謝ってもらえませんでした」
また、「介護所でイベントがあるときは休日でも駆り出されて」働いたという。それにもかかわらず、「残業代あるいは代休がもらえませんでした」というから驚きだ。そして、女性はある決意をする。
「こんな会社長くいるところではないと思い、辞めました」
退職後、女性は「小売業の会社の事務」をしているという。前職とは打って変わって心地よい職場環境だそう。
「上司がとても素晴らしい人で、仕事は丁寧に教えてくれ、仕事の合間に雑談をしても面白く楽しい人で、憧れのお母さん像そのままです」
「私が失敗をしたときは、社長に一緒に謝りにいってくれ、『次からは気を付けてね』と言ってくれました」
また、金銭面でも好条件だという。
「給与も、前の会社より月額で5万円高くなりました」
「上司の口添えで昇給もあり経済的にもとても助かっています」
最後には、「転職ガチャでSSR(スーパースペシャルレアの略)の会社を引けてよかった」と、転職後の現状に満足している様子を綴った。
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