ビジネス系職種特化型副業マッチングサービス「副業人材バンク」を運営するROOKIE(東京都新宿区)は10月5日、副業意識調査の結果を発表した。調査は8月にネット上で実施し、大手企業に勤めるハイクラス人材335人から回答を得た。
副業実施率は「副業を実施している」が9.3%、「実施したことがある」が9%で、合計18.3%という結果となった。業界別に見ると、副業実施率が高かったのは「コンサルティング」(41.1%)、「ソフトウェア・通信」(32.4%)という結果となった。
経験社数別に見ると1社(12.1%)、2社(27.9%)、3社(38.4%)と経験社数が増えるほど、副業実施率は高くなる傾向が見られた。
副業の目的「収入を増やすため」「スキルアップするため」
副業の目的に関しては「収入を増やすため」が72%で1位。次いで「本業では得られない経験を積み、スキルアップするため」(52%)、「自分の興味があること、好きなことをやりたいため」(43%)、「様々な人と繋がり視野を広げたいため」(34%)と続いた。
副業を検討する際に困っていることとして「どのように副業を探せばよいか分からない」(34%)、「自分に合った副業が分からない」(31%)という意見が挙げられた。副業に興味はあるものの、スタートで悩む人もいるようだった。