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小倉駅「ゼンリンミュージアム」展示、北九州市誕生前の5市を紹介

2023年10月04日 22:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR九州と「ゼンリンミュージアム」(北九州市)のタイアップ企画第2弾として、北九州市が誕生する前の5市の姿を紹介する展示「近代日本の礎 北九州」が、小倉駅5・6番ホームで9月30日から行われている。


このタイアップ企画は、「旧喫煙ルームを地域の魅力を紹介する場にしたい」とのJR九州の思いに「ゼンリンミュージアム」が賛同したことから生まれた。「交通の起点となる小倉駅で、地域の歴史に触れながら鉄道での移動を楽しんでほしい」というコンセプトの下、今年6月から北九州市周辺の歴史・交通史を紹介する全3回の出張展示を小倉駅5・6番のりばの旧喫煙ルームで実施。期間は2024年3月までを予定している。

9月下旬まで開催した第1弾「小倉からつながる鉄道網」に続き、第2弾「近代日本の礎 北九州」は今年で市制施行60周年を迎えた北九州市のあゆみを振り返る。北九州市は1963(昭和38)年、旧門司市・小倉市・若松市・八幡市・戸畑市の5市合併により誕生。合併前の各都市を描いた6点の地図を通して、港湾都市、工業都市、商業都市といったさまざまな顔を持つ北九州の街の発展を紹介する。


観覧無料だが、改札内での展示となるため、入場券または乗車券類が必要となる。今回の展示は2024年1月中旬までの予定。その後、第3弾「九州・本州間の交通史」(仮)の展示を行う予定としている。(佐々木康弘)