職場でひどいいじめに遭い、体調を崩して退職したという経験談が寄せられた。大阪府の30代前半の男性(福祉・介護/年収100万円)が「管理職が代わり新体制になったばかりの女子高」に赴任したときのこと。そこでの悲惨な経験を振り返っている。(文:林加奈)
「新卒から長くいる一般教職員の女性から目の敵にされ続けました」
赴任先の高校では「かなり古いシステムやアナログなやり方でやっていた」のを見て、改善が必要だと判断した男性。
「これまで他の学校で経験したものを使ってすぐに効率化、解決をしていき、2年目に主任・主事になりました。しかし、新卒から長くいる一般教職員の女性が、はじめはよかったものの目の敵にされ続け、色々仕事を助けてあげたりしてその時数分は良くなるものの、すぐまた目の敵に」
長いことアナログなやり方で慣れていた女性教員にとって、業務の効率化を進める男性は良く思われなかったのだろう。
管理職に相談するも「全員に好かれることはないんやぞ」と言われ解決せず
その後、男性に対する嫌がらせのようなことが次々と起こるようになった。
「だんだんと他の若い新卒の子たちを囲ってみんなで私への書類は後回しにしたり、締め切りは守らず、振られた仕事もすべて放置するといった状態が起こり始め。管理職にその旨申し出るも、そのたびに『全員に好かれることはないんやぞ』と言われて、何も変わらない」
解決することなく、そうした状況に5年間耐えた男性。最後の年には、新卒から長く勤めている女性職員から「全く専門外の免許もない科目の授業を勝手に当てはめられ(た)」という。
「管理職に申し出るも変わらず。その後、いろいろあって大腸炎で手術したり、不眠などいろいろの疾患になり1年間休職の後、退職。不満や恨みはもちろんあるが、今はのんびりとした生活を送ることができたし、まあいいかなと」
と、回答を締めくくっていた。
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