昨今「性別違和」で悩む人たちへの理解は高まりつつあるが、アメリカで“脱トランス”した女性が起こした訴訟が大きな注目を集めている。女性は16歳の時に「性同一性障害」と診断され、医師に言われるがままに男性へ移行するため両乳房切除術を受けた。現在、彼女は男性ではなく女性として生きることを決意し、手術を行った医師らを訴えることにしたという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えている。
ルカさんの訴状を代理で提出した弁護士が所属する「アメリカン・リバティーセンター(The Center For American Liberty)」のウェブサイトには、ルカさんの訴訟内容が公開されており、「ジェンダークリニックは繊細で傷つきやすい子供たちを(性別移行のために)手術している。この狂気は止めなければならない」と訴えている。
米ニュースメディア『New York Post』によると、ネブラスカ大学医療センター側は、係争中のケースであることを理由にコメントを拒否したという。
画像は『Luka Hein 2023年7月22日付X「Just a little update-」、2023年2月28日付X「HEY @NebraskaMegan I want you to come say it to my face that this isn’t happening in Nebraska.」』『New York Post 2023年9月14日付「Woman who transitioned to male at 16 during ‘chaotic time’ sues doctors who gave her double mastectomy」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)