迎えたスーパーGT第6戦では、STANLEY NSX-GTはスタートを務めた牧野から28周で山本に交代、前を走っていたENEOS X PRIME GR Supraを追う展開となっていたが、ちょうど38周目に入ろうかという最終コーナー立ち上がりで、ピットインしようとしていたGT300クラスのリアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rと接触。姿勢を乱した山本のSTANLEY NSX-GTは、アウト側のガードレールに激しくクラッシュしていた。
TEAM KUNIMITSUではこの検査の結果、山本は今シーズン治療に専念。オートポリスでのスーパーGT第7戦、山本の地元レースでもあるモビリティリゾートもてぎでの第8戦を欠場する決断を下した。そしてTCS NAKAJIMA RACINGでは、スーパーフォーミュラ第8戦・第9戦を欠場することに決定した。
なお、スーパーGT第7戦/第8戦では、第4戦富士で#8 ARTA MUGEN NSX-GTの第3ドライバーに登録され、スーパーフォーミュラでの牧野のアクシデント後、第5戦鈴鹿ではTEAM KUNIMITSUに帯同していた木村偉織が牧野のパートナーとして起用されることになった。また、スーパーフォーミュラでは、今季TEAM MUGEN、TGM Grand Prixで代役を務めてきた大津弘樹が起用されることになった。