「第10回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」コンペティション長編部門の入選作品が発表された。日本からはP.A.WORKSによるオリジナル劇場アニメ「駒田蒸留所へようこそ」が入選し、同映画祭での上映も決定した。
【画像】コンペティション長編部門に入選した国際色豊かな作品「駒田蒸留所へようこそ」は「花咲くいろは」「SHIROBAKO」など“働くこと”をテーマに日々奮闘するキャラクターを描いてきたP.A.WORKSの最新作。先代である父亡き後に駒田蒸留所を継いだ若き女性社長・駒田琉生が経営難の蒸留所を立て直そうとする姿が描かれる。映画祭の会期中は、P.A.WORKS関係者によるメイキングトークの開催も予定している。
入選作品にはそのほか、中国の「アートカレッジ1994」、フランス、カナダ、オランダ、ルクセンブルグの「めくらやなぎと眠る女」、フランス、イタリアの「リンダはチキンがたべたい!」、スペインの「テンダーメタルヘッズ」がラインナップ。「テンダーメタルヘッズ」は日本で初めて上映される。
11月2日から6日にかけて北海道・新千歳空港ターミナルビルで開催される「第10回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」。「空港全体で発信する、空港だからできる映画祭」をテーマに2014年に開幕し、2023年で10周年を迎える。コンペティション部門で国内最多の応募数を誇る同映画祭では、国内外クリエイターによる講演やパブリックスペースでの展示など、アニメーションを多角的に紹介するプログラムが展開される。
■ 「第10回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」
期間:2023年11月2日(木)~6日(月)
会場:北海道 新千歳空港ターミナルビル