9月22日時点で今月のパチスロ収支が2000円のプラスとなった。遊んでてちょっとお金が増えてるなんてうれしいな! その代わり時間を取られまくっているが。
さてさて、パチンコホールにはいろんな人がいる。僕のように勝った・負けたを繰り返しているだけの養分もいれば、ガチで立ち回って毎月数十万のプラスになってるプロもいる。その数は年々減っているけれど、一応いる。
そういうプロが一番恐れていること。それが出入り禁止処分。つまり出禁だ。ホールにはそれぞれハウスルールというものがあり、ちょっとでもこのルールに抵触するような人がいたら出禁にすることがあるのだ。
たとえばパチンコで、止め打ちをしたり捻り打ちをして、技術介入で玉を増やすこと。こういうことは目立つと出禁になりやすい。パチスロだったら美味しいゾーンだけしか打たないハイエナは、やはり出禁の対象者だ。
要は適当に打って負けてくれる人ばかりじゃないと、ホールもやっていけないのである。まあしょうがないよね。それが商売だから。(文:松本ミゾレ)
「俺含め常連3人全員出禁」
先日、5ちゃんねるに「10年以上通ってたパチ屋出禁になってワロタwwwワロタ…」というスレッドが立っていた。スレ主は「警告無し一発出禁とかそりゃないぜ」と書き込んでいる。
なぜ出禁になったのか。その理由はこうだ。
「(パチンコの)止め打ちと捻り。ハウスルールで黙認されてたんだけど店長変わったらしくて俺含め常連3人全員出禁」
つまり、技術介入が原因での出禁だったということになる。これまではハウスルールにも抵触しなかったわけだが、新しい店長はこれを見逃さなかったというわけだ。
スレ主はさらに往生際悪く「今から新しいパチ屋見つけんのキツいんだけどお前らどうやって探してんの?」と書き込んでもいる。パチンコホールなんてそこら辺にいっぱいあるんだから、好きな店を開拓すればいいのでは? と思っちゃうな。
あと捻り打ちはハンドルの耐久性を無駄に減らすし、そうなると部品交換で新しい部品を発注しなければならないし、その費用はお客さんたちの負けた金で捻出されるって考えると、結局店側としては「やめてよ…」って言うしかない行為なんだよね。
でもまあそういうことを書くと「釘が空いてるかどうかも大事だし、貯玉できるかどうかも生命線だよ、それに勝ちたいなら捻らないと」みたいな反論もあるんだろう。だけど、自分の行いのせいで出禁になった人のことなんか、僕は知らないよ。
「貯玉没収まで行かなかったから助かった」
スレ主が10年間根城にしているホールというのは、ある程度の技術介入がOKだったし貯玉もできたホールだったので、十分甘い汁は吸えていたはず。最後に貯玉を交換できず没収だとキツいけど、一応彼の場合は「貯玉没収まで行かなかったから助かった」と書き込んでいる。十分温情のある措置だと思うけどなぁ~。
それこそホール側のやさしさを感じるんだよね。一発出禁&出玉没収もあり得る時代なんだし。この温情に感謝しつつ、スレ主は今後も気分を一新して新しい根城探しに邁進してもらいたい!
ちなみに僕は今まで数十店舗のホールを出入りしてきたけど、出禁になったことはない。捻り打ちとか止め打ち以前に、そもそもパチンコをほぼ打たないのがいいのかな。ハイエナも露骨にはやらないし。だってそこまでしてちょい勝ちするぐらいなら、家に帰って仕事してた方が効率がいいので……。
っていうか振り返れば、目の前で出禁を言い渡される人を見たこともないなぁ。やっぱ僕は養分だし、周りも養分だらけの、養分しかいないホールでしか遊んでない、ということなのだろうか。