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シンデレラ争奪戦!『プリマジ!』初の朗読劇「ワッチャ!リーディング!マジック!」開催

2023年09月23日 17:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
TVアニメ『ワッチャプリマジ!』初の単独朗読劇イベント「ワッチャ!リーディング!マジック!」9月15・16日に東京・一ツ橋ホールにて開催された。今回は、15日の部の様子をレポートする。


出演者は廣瀬千夏(陽比野 まつり役)/小池理子(みゃむ役)/内田彩(弥生 ひな役)/引坂理絵(チムム役)/鈴木杏奈(心愛れもん役)/吉河順央(きゃろん役)/庄司宇芽香(皇 あまね役)/小原好美(ぱたの役)/相良茉優(甘瓜 みるき役)/青野紗穂(ジェニファー・純恋・ソル役)/藤寺美徳(御芽河 あうる役)/伊藤かな恵(めが姉ぇ役)。



『ワッチャプリマジ!』は、2021年~2022年まで放送されていた『プリティーシリーズ』の流れを汲む作品。今回は役1年ぶりにキャストが集合し、本公演のために作られた新作オリジナルストーリーが描かれる。朗読劇は、アニメ本編の最終話、まつりが魔法界へ留学に行ったところから半年後の物語。それぞれが違う道で活躍する忙しない日々の中で、みんなが久しぶりの再会を果たしたところからストーリーが始まる。


鐘の音が鳴り響き始まったのは、童話『シンデレラ』のストーリー。美しい女の子・まつりが演じるシンデレラは、お城で開かれる舞踏会に憧れるも、ひな、みるき、めが姉ぇ演じる母や姉たちに留守番を命じられる。そこでみゃむ演じる「大魔法使い」が登場し、魔法の力でドレスとガラスの靴、馬車を用意してもらい、お城へ行くことに。そして、12時の鐘が鳴り、魔法が解けるかと思いきや、お城は消えてしまう……。



ここで、一旦『シンデレラ』のストーリーは中断され、舞台は元のまつりたちの世界へ。魔法界と人間界をつなぐオンラインお茶会の様子が描かれる。まつりとみゃむは魔法界から、ひな、チムム、れもん、きゃろん、あまね、ぱたの、みるき、ジェニファー、あうる、めが姉ぇは人間界から参加。ビデオ通話ができるようになったのはあうるの発明によるものだという。


久しぶりの近況報告に花を咲かせるまつりたち。半年の留学の結果を見せるまつり。みんなに見せたのは図書館で見つけた不思議な本。その本には、マナマナの世界に古くからあるという幻の劇場「シアタームーンライト」について書かれているが、なぜか場所などの大事な部分は真っ白。みんなは謎解きで大盛りあがり。



すると、突然本が不思議な光に包まれ、気づいたらお茶会参加者たちは本の世界の中に。こうして実際に再会できるとは思わず喜び合うまつりたち。元の世界に脱出しようと本の世界の中を探索していると、「シアタームーンライト」にたどり着く。劇場にはなぜか台本やドレス、給仕の衣装など、様々なお芝居に必要なものがすべて揃っている。そこで、12名全員で『シンデレラ』を演じてみることに。


あまねが座長となり順調に物事は進んでいくものの、みんなが憧れるのは主役のシンデレラ。そこで、シンデレラ役をかけてのゲームコーナーが行われる。今回の部で選ばれたゲームは「一心同体!デュオマジ絵合わせ!」。ここからはキャラクターと本人たちの素が入り混じったカオスなコーナーへ。お題のイラストの「右側」と「左側」を半分ずつ描き、抽選で選ばれたペアでイラストを合体させる。審査員は客席からの拍手の数となる。優勝賞品はもちろん、シンデレラの権利。



お題となったのはおなじみキャラクター「タントちゃん」。「誰と誰!?」「天使と悪魔?」「にゃんこ描いたの?」と散々なツッコミを受けたみゃむ&あまねペア、自身がタントを演じている(伊藤かな恵)ため自信満々なめが姉ぇ&ひなペアなどが接戦を繰り広げるなか、見事優勝したのは、ふたりともが「てるてる坊主」のようなタントちゃんを描いたジェニファー&れもんペア。


そして決まった今回の配役はまつりがシンデレラ、めが姉ぇが継母、ひなとみるきが姉、みゃむが大魔法使い、チムムがお友達のネズミ、ぱたのが馬車の騎手、ジェニファーが王女、れもんが執事、きゃろんが召使、あまねが王子様、あうるが語り部となった。

こうして見事シンデレラを演じきったまつりたち。続くエンディングトークでは、初めて『プリマジ』イベントに参加したという小原は気合が入っていたと語る。また、これまでの『プリマジ』は本編でのアフレコが分散収録だったため、全員参加することもなかったため、今回のイベントで集合できたため感無量気味に語る廣瀬。客席から拍手が返ってくることに感動を覚えていた。


内田も「こういうバラエティチックなコーナーができるのが嬉しい」と笑顔。ここで突然のめが姉ぇクイズ。自身が身につけている小物のなかで赤いメガネは何個あるかというもの。正解は髪飾りや指輪、ネイルアクセサリーの3個で、全部お手製とのこと。身につけていたタテジマのぬいは藤寺が作ってくれたもので、そのお返しにヘアアクセサリーやチョーカーをイメージしたおそろいのリングを身につけていたと披露した。





また、吉河は朗読劇に参加するのが初めてとのことで「自分のセリフがないときはどうしたらいいんだろう。ニコニコしてました。勝手に泣けてきて、急に高まってきました」とコメントした。


最後に廣瀬が「初めての『プリマジ』単独イベントです。ここにいるみんなで、もっとワチャワチャして終わりませんか?」と投げかける。続けて「立ってください! ペンライト持ってる人は振っていいです! 声も出していい!」と客席に呼びかけ、全員で「ワッチャ!プリーズ!マジック! -What‘s your “Please” Magic?」を歌唱し、大盛りあがりのなか本イベントは幕を下ろした。


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