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エンダースキーマ、リペアやリセールに対応する新プラットフォーム「サーキュレーション」を始動

2023年09月22日 14:31  Fashionsnap.com

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 「エンダースキーマ(Hender Scheme)」が、「循環」に焦点を当てた新たなプラットフォーム「サーキュレーション(circulation)」を始動した。レザーシューズの特性を最大化するプラットフォームと位置付け、「repair(リペア)」「resale(リセール)」「custom(カスタム)」「workshop(ワークショップ)」の4つのプログラムで構成し、シューズのリペアを主軸にプロダクトを長く使える環境作りを目指す。ブランドの公式オンラインショップ内に「circulation online」を開設しており、今冬にはフィジカルストアを直営店のスキマ 恵比寿の近隣にオープンする予定で、オンラインとオフラインで展開していく。

 「リペア」はこれまでも受け付けていたが、サーキュレーションの始動に伴い、オンラインオーダーの仕組みを新たに構築した。「オールソール(all sole)」「オールソール・フォー・マニュアルインダストリアルプロダクツ(all sole for manual industrial products)」「リフト(lift)」「トゥ(toe)」「ハーフラバー(half rubber)」の5種のプランに加えて、オプションとして「ケア(care)」「鏡面磨き(polish)」などのオーダーを受け付ける。現時点でオンラインオーダーの対象プロダクトはシューズのみとなっているが、今後は小物やバッグなどラインナップの拡張を検討する。フィジカルストアではシューズだけではなく小物やバッグなどのプロダクトにも対応し、詳細なリペアのオーダーやコンディションに基づいたプランの提案、ケアのレクチャーなどを受け付ける。将来的にはブランド以外の製品もリペアの対象に加える予定だという。
 フィジカルストアオープンに合わせてスタートする「リセール」では、ユーザーが使わなくなったプロダクトの買取と販売を実施。買取時は直営店スキマ各店舗で使用できるチケットとプロダクトを引き換える。対象プロダクトは今後拡大していく計画だ。
 「カスタム」ではアーカイブコレクションを含むシューズのデザインや機能に対し、新たな解釈を与えたカスタムプロダクトを発売。所持者自身が持ち込んだアイテムにカスタムを施すプランも導入を視野に入れている。
 体験型プログラム「ワークショップ」では貯金箱やルームスリッパなどの制作体験が可能。開催時はオンラインで参加チケットを販売し、事前予約制で受け付ける。

■circulation:特設ページ