夫の実家に移住するだけでも気を遣いそうだが、ご近所づきあいはさらに気苦労が多いだろう。山口県に住む30代後半の女性(サービス・販売・外食/年収300万円)は、ご近所トラブルに巻き込まれ、大変だったという。(文:ミッチー)
夫の実家へ移住した女性が、向かいの家へ挨拶に行った時のことだった。その家の犬に脚を咬まれてしまった。
飼い主が近くで散歩用と思われるロープを持っており、どうやら鎖とロープを付け替える隙に、犬が逃げてしまったようだ。
出血が止まらない女性は病院へ向かい、破傷風ワクチンと抗生剤を打ったそうだが……。
「もう二度と夫の実家へ行くことはない」
その犬は以前にも他のご近所さんに咬みついたらしく、飼い主は「その時お金を持っていったが○○さんは受け取らんかった」と女性に話したそうだ。
「暗に『お前も請求してくるなよ』と圧をかけるような対応でした」
と女性は語っている。
困った女性は、市の衛生科へ連絡。しかし対応した職員からは「渋々対応している感じ」を受けたそうだ。
さらに弁護士の無料相談会にも足を運んだが、こちらも期待した対応はしてもらえなかったのだろう。
「その後、週末に来る叔母や近所のお寺の娘さんなどと、いろいろとこじれ」結局、夫の実家を出て、元の街に引っ越したそうだ。
「もう二度と夫の実家へ行くことはない」と、心の内を明かした。