セクハラやパワハラ、ストーカー行為などの被害に遭ったという投稿が寄せられた。40代後半の女性(愛知県/事務・管理/年収450万円)は、過去の勤務先でのつらいエピソードを振り返っている。(文:林加奈)
女性は大証一部上場企業に新卒として入社。営業部に配属されたが、そこの上司が「セクハラとパワハラのオンパレード」だったという。
上司に「その社長と意図的に2人にさせられた」
「取引先の代理店の社長たちの接待要員として参加することを強要された。同席すると必ず体を触られ、拒否しても無駄。上司に助けを求めても何もしてもらえず、一緒になって社長たちを助長させているだけ」
「社長連中の一人はストーカー行為まで及び、自宅を特定され当方を待ち伏せされたりしていた。上司に相談しても『君はモテるし可愛がってもらっているんだからいいじゃない。喜びなさいよ』と何もしてもらえないどころか、その社長と意図的に2人にさせられたりした」
と、改善が見込めない状況だった。
「そんな勤務先に勤めていたことが恥ずかしいです」
こうした被害に耐えかねた女性は「犯罪行為と判断し、警察に被害届を出しました。売り上げ目的で接待要員にさせられたことで、会社への信用もなくなり、転職しました」という。その後、会社は倒産。被害女性に対するセクハラやパワハラ、ストーカー行為だけが原因ではなかったらしい。
「他にもその企業は代理店あての領収書の偽造による詐欺等、犯罪も発覚したので、そんな勤務先に勤めていたことが恥ずかしいです。そんな会社でしたので財務局の抜き打ち監査も多く、監査慣れをしたことが転職先で役立っています」
と、心境を綴っていた。
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