宮城県のスポーツランドSUGOで開催されている2023スーパーGT第6戦『SUGO GT 300km RACE』。9月16日の午後に行われたGT300クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得した96号車K-tunes RC F GT3の新田守男と高木真一が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。
新田守男 Q1担当/ベストタイム:1分27秒712
「昨年もこのSUGOの会見に来たのですが、不具合が出てしまったことがあったので(サクセスウエイト重量違反でタイム削除)、今もちょっとドキドキしています」
「ただ、ポールポジションを獲れたのは久しぶりなので、本当に嬉しく思います」
「また前大会(第5戦鈴鹿)で、高木選手が山内英輝選手(SUBARU BRZ R&D SPORT)にポールポジションの獲得回数を抜かれてしまいました」
「今回は、朝からマシンの調子が良かったので、真一にQ2を走ってもらってなんとかポールを獲ってもらいたかったです」
「でも、Q1の前にまさかの雨が降り始めて、通過できるのか心配しながらのアタックになりましたが、チームもタイヤもいい仕事をしてくれて、何とかうまく走ることができました」
「明日は心配なこともありますが、少し遠ざかってしまっている表彰台、あわよくば優勝を目指して、“おじさんパワー”で頑張ります」
高木真一 Q2担当/ベストタイム:1分9秒413
「ポールポジション最多獲得記録に追いついたということは、すごく嬉しく思います」
「今回は朝から調子も良かったので、チームのみんなとも昨年のリベンジができたらいいねと話をしていました」
「Q1では、雨が降ってしまったのですが、昨年のタイヤとは異なる新しいタイヤを持ち込んでいたので、さらにタイムを更新することができました」
「自分で走っていても、『これは結構イケるな』と感じていました。最終コーナーを立ち上がった時点でもう、ポールポジションかもしれないよと言えるくらいの手応えでした」
「また、いままで新田守男さんが長く行ってきた、クルマとダンロップタイヤの開発の成果を出すことができて安心しました」
「明日は天候の不安はありますが、ダンロップタイヤさんはドライもウエットも良いパフォーマンスなのでどちらでも大丈夫なのかなと思います。300kmと短いレースなので、しっかり走り切って表彰台は上りたいなと思います」