宮城県のスポーツランドSUGOで開催されている2023スーパーGT第6戦『SUGO GT 300km RACE』。9月16日の午後に行われたGT500クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得した8号車ARTA MUGEN NSX-GTの野尻智紀と大湯都史樹が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。
野尻智紀 Q1担当/ベストタイム:1分10秒498
「自分達に優勝の期待がかかっていることは分かっていましたが、朝は天候の不安もありましたし、クルマの調子はどうなのだろうかと不安に思いながら予選日を迎えました」
「ただ、朝の走行から予選にかけてチームのみんながいい働きをしてくれたので、クルマのパフォーマンスはかなり上がったなと感じました」
「Q1の走行については、他車に引っかかりつつもなんとかギリギリ突破して大湯選手につなぐことができたのでホッとしています」
「大湯選手の前回の雪辱を果たすアタックを見て、気が引き締められましたし、勇気をもらいました」
「決勝レースは、結果を意識しすぎるよりもその時々に応じてベストを尽くすしかないと思っています。それで最後に優勝出来たら嬉しいですし、明日はとにかく速く走りたいです。」
大湯都史樹 Q2担当/ベストタイム:1分9秒413
「ホッとしたというのが、一番最初の感想です」
「周りの期待も感じていましたし、この間のレースも獲れたものを獲り逃してしまった形だったので、ここはなんとしてでも(ポール)を獲りたいと思っていました」
「そのために、野尻さんも僕のためにチームに働きかけてくれていたので、プレッシャーも感じていましたが、なんとかポールポジションが獲得できてよかったです」
「明日は、気負わずに挑むつもりです。自分は空元気や、追い詰めてしまうことが多いので、決勝レースは元気と普通を目標に走れるように頑張ります」