双龍「こういうのがいい」がドラマ化。主人公の村田元気役は西山潤、ヒロインの江口友香役は田中美麗に決定した。
【写真】村田元気役の西山潤と江口友香役の田中美麗の全身写真「こういうのがいい」は恋人関係に辟易していた村田と友香という男女が、それぞれのパートナーと別れ、ある日オンラインゲームのオフ会で出会ったことから始まる“大人の日常系”。意気投合しホテルへと向かった2人は、その後も付き合うわけでもなく身体のみというわけでもなく、ゆるくて気楽な“フリーダムフレンド”という関係を続けていく。となりのヤングジャンプにて連載中で、累計発行部数130万部を突破している。
西山は作品を読んで「型にとらわれる恋愛をしたくない2人が新しい形で関係値を深めていく姿がうらやましいですし、芯を持ちつつ、自由に生きる2人がカッコ良いなと思いました」とコメント。田中は「世代や時代、性別、立場など、色々な背景が複雑な世の中ではありますが、『人と人』と『個と個』の極めてシンプルな想いがぶつかり合う、いかにも人間らしい純粋な物語だなと感じました」と綴った。双龍からもコメントが到着している。
■ 双龍コメント
□ 実写化が決まったときの感想と、作品のどんなメッセージが視聴者に届くことを期待しているか
まず大変嬉しかったのと、驚きました。なぜなら、今作はかなり性的描写が多い内容なので、実写化されるとは予想もしていなかったからです。この作品のテーマとしては既成概念に捉われない自由で軽やかな男女関係の日常なのですが、漠然と「なんかいいなぁ」と感じていただけると嬉しいですね。
それと、自由には責任も伴うので「自由≠なんでもあり」という事が少しでも伝わるといいのかなと思っています。
いずれにせよ、楽しんでいただける事を願っております!
□ 主人公・村田元気と江口友香を西山潤、田中美麗が演じるうえで楽しみにしている、もしくは期待している部分
西山さんも田中さんも素晴らしい役者さんなので、村田と友香にどれだけなりきっていただけるのか、作中の二人がどれだけ自然体な雰囲気になるのか大変楽しみです。
本作は一見ラブコメですが真逆の内容で、尚且つドラマ性を排除した特殊性があると思っているので、個人的にもどうなるのか予想ができず、あらゆる面で楽しみしかありません!
■ 西山潤(村田元気役)コメント
□ 原作を読んだ印象、その魅力
2人のキャラクターが魅力的だと感じました。
型にとらわれる恋愛をしたくない2人が新しい形で関係値を深めていく姿がうらやましいですし、芯を持ちつつ、自由に生きる2人がカッコ良いなと思いました。
□ 実写化にあたり楽しみな部分
特別に難しいセリフもなく淡々と日常を描いているところです。
三木監督を始めとするスタッフの皆さんや共演者の田中美麗さんと試行錯誤しながら撮影しています。
会話劇を楽しみながら丁寧に演じていきたいと思っております。
□ 村田元気の印象と、彼のどのような部分を表現しようとしたか
村田元気のような友達が欲しいなと思います。
村田の優しくてユーモアのある独特な世界観が大好きなので、そこを大事に自分らしく表現したいです。
□ 「こうだったらいいのにな」と思っていること
9月に入りましたが、まだ暑い日が続いている中で撮影をしているので、撮影のときは暑くても汗をかかない身体になったらいいなと強く思います!
□ 田中美麗の印象
本読みで初めてお会いしたのですが、読み合わせの際に、あ、友香だ。と思いました。
真っ直ぐで一生懸命に友香を演じる田中さんとお会いして、クランクインが楽しみになりました。
□ 視聴者へのメッセージ
村田と友香のような関係があっても良いな、と思える素敵な作品です。皆さんが共感できる部分もあると思います。
緩やかな日常とちょっぴりエッチなふたりの世界を楽しみにしていて下さい!
■ 田中美麗(江口友香役)コメント
□ 原作を読んだ印象、その魅力
初めて読ませていただいた時は、すごい新しい視点で描かれている今までにはない斬新な漫画だなと思いました。
世代や時代、性別、立場など、色々な背景が複雑な世の中ではありますが、「人と人」と「個と個」の極めてシンプルな想いがぶつかり合う、いかにも人間らしい純粋な物語だなと感じました。
また、2人の日常を覗き見しているようなドキドキ感もあって、展開もこの2人はどうなるんだ…? と想像して読んでいくのが毎回楽しかったです。
それと、とにかく友香が可愛かったです。 実写化にあたり楽しみな部分
恋人という肩書きのない2人がお互いの欲に正直に生きる人間らしさを表現したり、私の知らない大人な世界を原作を通して堪能できるのに少しワクワクしています。
原作の雰囲気や世界観にどれだけ私が寄り添えているか、それをご覧頂く皆さまからのご意見で伺えるのが楽しみです!
□ 江口友香の印象と、彼女のどのような部分を表現しようとしたか
自由奔放で何にも縛られない、縛られたくない友香は本当に唯一無二の存在だと思うので、漫画からそのまま出てきたような、勢いやユーモアさ、そして可愛くて素直な内面を演じられるように心がけてみました。時折垣間見える彼女の本質だったり、繊細なところなど、その“人間らしさ”というのにも真っ直ぐ向き合っていこうと思いました。
□ 「こうだったらいいのにな」と思っていること
この撮影中に奇跡的に花火を見ることができて、しばらくボーッと夜空を眺めて見ていたのですが、バタバタしていた中での突然のサプライズ花火に、気持ちもフッと軽くなり、自然にこういうのいいな~と笑顔で口ずさんでしまいました。
些細なことでも、そこに意識をもっていけば、色んなことに対して、こういうのがいいなって思えるなぁともこの作品を通して、「当たり前の日常」という、身近なありがたさを感じました。
□ 西山潤の印象
すごいフレンドリーで、とても頼りになる方ですね。私は今回の作品が休業明け一発目のドラマ撮影でとても緊張していたのですが、西山さんが色んな面で引っ張ってくださり、作品を創る上で心強い存在でした。また原作の村田役にもぴったりで、共演させて頂き、いろんな事学ばせて頂いてます。
□ 視聴者へのメッセージ
ゆるくて、気楽でちょっぴりエッチな、ある意味ファンタジー?! でもあり、意外とあるのでは? と考えさせられる大人の日常系の新しいジャンルの作品になりました。
わたしは、一生懸命に体当たりで演じさせて頂きました。
ご覧頂く皆様のお一人お一人の心に私の体当たりの全力が届くと本望です。ぜひお楽しみください!
記事初出時、発行部数に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
■ ドラマ「こういうのがいい」
2023年10月より、毎週日曜24時55分放送
□ スタッフ・キャスト
出演:西山潤、田中美麗
音楽:小山絵里奈
原作:『こういうのがいい』双龍(集英社 ヤングジャンプ コミックス刊)
脚本:三木康一郎
監督:三木康一郎、小林和紘(FCC)、雨宮由依(FCC)
企画・プロデュース:清水一幸
プロデューサー:川村未来、溝口道勇(FCC)、郷田悠(FCC)
制作協力:FCC
制作著作:ABC