職場で理不尽な仕打ちを受けたら、即行で退職するのが最適解なのかもしれない。東京都に住む70代の女性(フリーランス/年収150万円)は、大手コンビニの弁当工場で嫌味を言われ、わずか3日で退職したという。
女性は「ベルトコンベアから流れてきた弁当にシールを貼る担当」で、シールを貼った弁当は「社員の若い男がバットに並べていく流れ」だったそうだが…(文:國伊レン)
管理職は「とにかく退職者が多い」と言っていた
女性が5秒に1枚のペースでシールを貼る作業をしていると、突然ベルトコンベアが止まったという。そして「ゲジゲジ眉毛で大柄の、意地の悪そうな女の班長」が、
「今、弁当は全部でいくつ流れた?」
と聞いてきたそうだ。
「私に聞かずとも、バットに詰めている若い社員の男に、数を問うのが筋です」
詰め作業をしている人の方が数を正確に把握しているだろう。しかし「女の班長」は、社員の男ではなく女性に対して弁当の個数を聞いてきたのだという。
その後、女性はその班長から「ネチネチ、理不尽な嫌味をいつまでも言われた」と明かし、「その手には乗らない」と即行で辞めたと語った。
「事務所の管理職の人が、ここの工場は、とにかく退職者が多いと言っていましたが、当たり前です」
「言いがかりをつけるような、いじめをして、耐えてなんかやりませんとも」
女性は仕事を辞めて「せいせいしました」と語っている。
嫌味を言ってきた女の班長については「一目で、性格の悪そうな女だと見抜き用心していた」そうで、本性を現した際には「やっぱり」と得心がいったそう。
「悪いことばかりしていると、因果応報でバチがいずれ当たるはず」
「そんな人間(女の班長)に歯向かうこともなく、いいなりの社員の男も正義感のかけらもなくて情けないような感じでした」
女性の怒りは収まらない様子。この職場で退職者が多い理由は、言わずもがな人間関係によるものだろう。
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