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JR東海373系「飯田線秘境駅号」「ディスカバー飯田線号」11月運行

2023年09月15日 19:11  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR東海は15日、急行「飯田線秘境駅号」「ディスカバー飯田線号」をこの秋も運行すると発表した。両列車とも373系(3両編成)を使用し、急行「飯田線秘境駅号」は11月4・19日、急行「ディスカバー飯田線号」は11月3・18日の運行を予定している。


毎回好評となっている「飯田線秘境駅号」は今秋、11月4・19日に上下各1本を運行。複数の秘境駅を巡ることが可能で、道中の景勝地「S字鉄橋」等を徐行運転し、車内放送で案内を行う。ノベルティとして乗車記念カードを配布するほか、車内に乗車記念スタンプを設置。駅員・乗務員による見送りなど、おもてなしも実施される。



下り列車は豊橋駅9時50分発・飯田駅15時30分着で運転され、途中の新城駅、柿平駅、東栄駅、大嵐駅、小和田駅、中井侍駅、伊那小沢駅、平岡駅、為栗駅、田本駅、金野駅、千代駅、天竜峡駅に停車。上り列車は飯田駅13時5分発・豊橋駅17時54分着で運転され、途中の天竜峡駅、千代駅、金野駅、田本駅、為栗駅、平岡駅、伊那小沢駅、中井侍駅、小和田駅、浦川駅に停車する。


急行「ディスカバー飯田線号」は11月3・18日に上下各1本を運行。中部天竜駅にて、「佐久間レールパーク」として使用されていた施設の1階で運営当時の様子をスクリーン投影するほか、「飯田線秘境駅号」では停車しない駅や飯田線の魅力ある駅に停車。鶯巣~平岡駅間の廃線など、沿線の見どころで徐行運転を行い、車内放送で案内する。ノベルティとして乗車記念カードを配布するほか、車内に乗車記念スタンプを設置。駅員・乗務員による見送りなど、おもてなしも行われる。



下り列車は豊橋駅9時50分発・飯田駅15時35分着で運転され、途中の新城駅、三河槙原駅、柿平駅、三河川合駅、浦川駅、中部天竜駅、大嵐駅、田本駅、天竜峡駅に停車。上り列車は飯田駅13時4分発・豊橋駅17時54分着で運転され、途中の天竜峡駅、千代駅、金野駅、小和田駅、水窪駅、中部天竜駅、三河槙原駅に停車する。


なお、急行「飯田線秘境駅号」「ディスカバー飯田線号」が停車する駅のうち、秘境駅ランキング入りの駅は小和田駅(3位)、田本駅(5位)、金野駅(6位)、中井侍駅(10位)、為栗駅(13位)、千代駅(20位)、伊那小沢駅(62位)、柿平駅(174位)とのこと。「飯田線秘境駅号」「ディスカバー飯田線号」を乗車するには、乗車券の他に急行券・指定席券が必要。指定席券は乗車日1カ月前の10時から、全国のJR線のおもな駅で販売される。(木下健児)