マルベリー×ステファン クック、中古品をリメイクした初のカプセルコレクション発売

　「マルベリー（Mulberry）」が、「ステファン クック（Stefan Cooke）」のデザイナー ステファン・クック（Stefan Cooke）、ジェイク・バート（Jake Burt）とコラボレーションしたカプセルコレクションを発表した。同コレクションは、マルベリーが循環型経済を促進する目的で2020年に立ち上げた「マルベリー・エクスチェンジ」プログラムの一つで、初めてセカンドハンド品を採用したカプセルコレクション。ロンドンのソーホーにあるポーランド・ストリートに設置されるブランド初のポップアップストア「セカンドハンド（Pre -Loved）」で、現地時間9月16日から9日間にわたり販売を予定している。

　コラボでは、ステファンとジェイクが、マルベリーのセカンドハンドバッグ27点に独自のスタイルを加えたデザインを提案し、英国国内のマルベリーの職人たちが形にして仕上げた。アイテムにはデッドストックのレザーを使用した。
　ラインナップは、ヴィクトリア朝時代の表面装飾に着想を得た「リボン（Bows）」をはじめ、白のレザー製のダブルストラップ「スウィング（Swing）」、レザーに縫い付けられた白い編み込みが特徴の「ブレイド（Braid）」、斜めの格子模様を施した「スラッシュ（Slash）」の4種で、ステファンが掲げるデザインを踏襲。すべての製品にラグビーシャツをアップサイクルした大ぶりのタッセル飾りや、チャンキーなボタンストラップなどのステファン・クックのシグネチャーである装飾をあしらったほか、マルベリーのアーカイヴからプリント入りのシルクのスカーフストラップをデザインした。アイテムにはすべてマルベリーオリジナルの金具や仕上げが施され、盾のモチーフに両ブランドのロゴをあしらったチャームが付属する。
　マルベリーのポップアップストア「セカンドハンド」では、同コレクションのほか、マルベリーのヴィンテージアイコンバッグや、希少価値の高いモデルなどの販売を予定している。

■マルベリー：公式サイト