長年続いてきた友情も、ふとした瞬間に壊れることがある。特に結婚や出産などライフステージが変わると、付き合いに変化が出てくることも。千葉県の40代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、自身の結婚・出産がきっかけで、友人と縁を切った。(文:コティマム)
手紙には悪口もだらだら……こんなこと言われる筋合いない
女性が縁を切った相手は、「私より10歳年上の女性で、独り身の方」だという。その友人とは女性がオーストラリアへ留学したときに出会い、「20年近く仲良くしていました」という。
「絶縁するまで普通に食事や旅行へ行ったり、7年前に私の子どもが産まれたときにも、プレゼントを持って会いに来てくれました。ただ、会うたびに会社の人の悪口を言っているので、『ちょっと病んでるのかな?』と思いながら、とりあえず『うんうん』と話を聞いていました」
そして女性が出産した1年後。友人から突然メッセージが。
「6年前に手紙が届き、『私と同じ考えだと思っていたのに勝手に結婚して、子どもまで産んで……』と。他にもだらだらと私の悪口が書かれていました。こんなこと言われる筋合いないと思い言い返したかったですが、ここは心を落ち着かせて、メールで『今までありがとうございました』と送信しました」
その後女性は友人の連絡先をブロックし、住所なども消去した。
「ちょっと前に、急に年賀状が届き、『あのときはごめんね。引っ越しました』と連絡が来ましたが、あんなに言われたのに謝り方が軽すぎて、許す気にもなりません」
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