職場では、頼まれごとを断らない人に仕事が集中する傾向にある。長野県の30代前半の男性(技能工・設備・交通・運輸/正社員・職員/年収500万円)は、余計な仕事を回されすぎてストレスを抱えているようだ。
「我がフロアには、(管理職の)言うことを聞かない問題児が3人ほどいます」「頼んだ仕事も、ただ『やりたくない、めんどくさい』という理由でやらないようです。しかし、じゃあその断った仕事が誰に回るかというと、大抵私に来ます」
男性は仕事を断る3人に憤るとともに、「フロアを統括してる管理職に能力がなさすぎます」と管理職への不満も綴った。(文:福岡ちはや)
「『お前らが定時で帰るために残業してんじゃないんだよ』と当然ながら思います」
男性は「その管理職の方にもお世話になってるので、その人が困っていたらやるしかないと思って(回ってきた仕事を)やってます」と前置きしながらも、
「(管理職は)『言っても無駄だから』と言って、その3人には強く言わないようですが、言ってくれなきゃ困る。無駄だろうと、もっと説得してくれないと困ります。それでもダメなら、もうもっと上の人に相談して、直接指導してくれるように頼んでほしいです」
と切実な思いを語った。管理職の指導不足のしわ寄せが、何の非もない男性に行ってしまっているのだから当然だ。男性は自分で上の人に助けを求めたこともあったが、結局は「管理職を通せ」で終了。また、それを管理職に伝えても、
「そこまでしなくても、言うこと聞かないヤツらは放っておけば勝手に評価下がるから」
と言うばかりだった。男性は「そういうことじゃないんだよ!今の現状がおかしいから、なんとかしてくれって言ってんだよ!」と不満をぶちまける。
「私にも自分の仕事があります。自分の仕事と回ってきた仕事、両方やるとなると当然残業になり、夜遅くになります。でも(仕事を)断った人たちは定時帰り。正直、納得できませんしイライラします。『お前らが定時で帰るために残業してんじゃないんだよ』と当然ながら思います」
「(管理職には)もっと踏み込むところは踏み込んでほしいですし、言うこと聞かない人たちももっとちゃんとしろよと思ってます」
働き者の男性が、職場を見限る日は近いかもしれない。
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