お世話になった先輩の記憶は、何年経っても残るものだ。「社内で尊敬している人」というアンケートをキャリコネニュースで行ったところ、回答してくれた40代後半の女性(北海道/事務・管理/年収1000万円)は、以前働いていたブラック企業で出会った先輩に「今でも感謝している」という。(文:國伊レン)
ブラック職場だが指導してくれた先輩は「真面目で筋の通った人」
女性が新卒で入った会社は、「サビ残・ノルマ・低賃金」の「見事なブラック企業」であり、「モラルやコンプラさえ守られない職場だと入社2か月で完全に理解」したという。
「そんな職場で私の指導をしてくれた当時25歳だった先輩は真面目で筋の通った人で、モラルやコンプラに対し厳しく指導されました」
数年後には女性も先輩も退職したそうだが、女性は、
「当時はまだまだ不況だったのにも関わらず良い転職先に恵まれ、今はさらに転職しあの頃に考えられなかった良い環境で働いています」
と綴る。
「新卒カードは失敗しても最初に先輩からしっかり社会人としての教育をされたことに関しては今も感謝しています」
先輩の指導のおかげで今があると言いたいのだろう。新入社員の頃に受けた恩を今でも忘れていない女性は、感謝の気持ちを綴って文を締めくくった。
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