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衣裳屋が手掛けるアパレルブランド「モンストローサ」がデビュー 柄本時生らをヴィジュアルに起用

2023年09月13日 10:01  Fashionsnap.com

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 下北沢発の衣裳デザイン会社ダダグラムが手掛けるアパレルブランド「モンストローサ(MONSTROUSA)」が9月12日にデビューした。俳優・衣裳家の岩男海史が、衣裳のデザインとプロデュースを担当する。

 モンストローサのブランドコンセプトは「OVER MADE」。不特定多数の誰かに向けてではなく、出演者の個性を引き出すために、着用者1人1人と向き合いながら服を仕立てる衣裳屋ならではの細部へのこだわりや大胆な発想で、「人生という大舞台で着る人それぞれの個性を引き出す服」を作ることを目指すという。
 ファーストコレクションでは、55周年を迎えたウルトラセブンとのコラボレーションアパレルを発表。ブランドの世界観とマッチする多数のアーティストとコラボしたアート作品をプリントしたロングスリーブシャツ(8800円)やフーディ(1万4000円)に加え、SHISHUMANIAが手作業で刺繍をあしらったアウター(33万円)や衣裳デザイナーが手作業で作ったニット(2万6400円)といった1点もののアイテムを多く取り扱う。このほか、下北沢で古着やセレクト、オリジナルアイテムを取り扱う「ウェド ストア(WED STORE)」とのコラボブランケット(2万4000円/全て税込)も発売。いずれもオンラインストアで予約を受け付けている。

 ブランドのデビューを記念し、9月29日から10月1日までの3日間、ミカン下北の高架下スペースで販売イベントを開催する。会場では、SHISHUMANIAが制作した「スペシャルコラボ刺繍ジャケット」をはじめとする「アンチファクトリーシリーズ」を紹介。オーダーメイドで衣裳を仕立てていくように岩男海史によるライブ加工や、SHISHUMANIAによるライブ刺繍が披露される。
 ヴィジュアルには俳優の柄本時生やさとうほなみ、アーティストのSHISHUMANIAを起用。下北沢の道や小劇場「ザ・スズナリ」などで撮り下ろした。撮影に参加した柄本は「地元の後輩からのオファーです。凄く嬉しく、凄く暑かったです。またこんな事をやる時誘ってください海史くん」とコメント。デザイナーでプロデューサーの岩男は、「衣裳屋の倅として服に囲まれて生きてきました。16歳から舞台衣裳を志し、いつかアパレルもやってみたいと思っていました」とし、「素敵な仲間たちに支えられ、自分らしい最高のスタートを切れました」と語っている。

◾️モンストローサ公式オンラインストア◾️「即興LIVEアパレル feat.SHISHUMANIA」会期:2023年9月29日(金)~2023年10月1日(日)営業時間:10:00~21:00(29日のみ13:00~21:00)会場:ミカン下北 高架下スペース