Text by CINRA編集部
映画『僕が宇宙に行った理由』が12月29日に公開される。
同作は、「どうしても、宇宙に行きたかった」と語る前澤友作が宇宙旅行にむけてプロジェクトを始動した2015年から、過酷な検査やトレーニングを経て宇宙に飛び立つまでの道のりや、国際宇宙ステーションでの12日間の滞在、地球へ帰還した後まで密着したドキュメンタリー。「宇宙の日」である本日9月12日に公開が発表された。
監督は前澤と共に宇宙に向かった平野陽三。
あわせて公開されたティザービジュアルには、「夢の先に見たものは――。」というコピーと共に、ソユーズを見つめる前澤の後ろ姿が写し出されている。
【平野陽三監督のコメント】
前澤さんの宇宙旅行に同行してから約2年が経ちました。
この体験を映像作品として残すことがある種の責任のように感じていたので、本作が公開となることを大変嬉しく思っています。
ロシア・カザフスタンでの数ヶ月に及ぶ訓練生活や、ロケットの爆発的な打ち上げとは対照的な静かな宇宙と、そこから見えた美しい地球など、非日常すぎるけど決してフィクションではない、ドキュメンタリーだからこそのリアルな映像をお楽しみください。
近い将来、多くの人が普通に宇宙旅行をする日が訪れます。
宇宙への行き方とは?宇宙に行くとはどういうことなのか?
そして映画のタイトルにもあるように、会社を退任してまで、なぜ彼は宇宙へ行ったのか?
大人になっても少年のような好奇心を忘れず、たくさんの人々に支えられながら夢を掴むその姿を、無限の可能性を持つ子ども達に、そしてかつて夢を描いたすべての大人の皆様に見ていただきたいと思います。
単なる宇宙の記録映像としてだけでなく、夢を叶える強い信念、挑戦し続ける意味、それを支える仲間の大切さなど、そのヒントをこの作品の中に見つけていただけたら幸いです。