たった一つのことがきっかけで、友人と離れてしまうこともある。埼玉県の20代後半の女性(事務・管理/年収400万円)は「以前、友人の結婚式に招待された」ときのことを明かす。
「コロナ禍ということもあって出席を遠慮しました。出席してお祝いしたかったのですが、私の仕事上、替えが利かない業務ということと、彼女の友人づてで聞いたのですが、旦那様となる方の仕事関係や友人が多いためゲストが200人以上になるとのことで驚いてしまい感染症を恐れて出席を断念しました」
やむを得ず、友人の結婚式を欠席した女性。しかしこのことが原因で友人との関係が崩れていってしまったようで…。(文:谷城ヤエ)
「さまざまな価値観もあるし友達づきあいって難しいなと感じた」
「結婚式前に手紙を添えてご祝儀を送ったものの、受領の連絡もありませんでした。その後、結婚式を終えて半年後くらいに自宅に内祝いが宅配便で届きました」
女性は「受領とお祝いの連絡をした」が、既読無視されたまま返信が来なかったそう。友人は女性が結婚式に来なかったことに腹を立てたのだろうか。
その後、女性自身も結婚し、親族のみで挙式を行った。女性は結婚式に対する考え方についてこう語る。
「私はコロナ禍で結婚式を挙げること自体は反対していません。招待されたらうれしいし、その場に行ってお祝いしたい気持ちはあります」
「ただ、行くか行かないかの選択肢は本人にゆだねてほしいし、行かない=お祝いしたくないという意味ではないということを理解してほしかったなと思います」
女性は、友人と疎遠になってしまったことがショックだったようだ。もし友人ときちんと対話できていたら、すれ違いは起こらなかったかもしれない…。
「その友人とは高校時代に恋愛の悩みを相談しあったり、就職してから悩み相談をしあったりする中だったので、さまざまな価値観もあるし友達づきあいって難しいなと感じた出来事でした」
と綴った。
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