JR東日本、誉田～大網間は9/13まで終日運転見合わせ - 被害状況は

JR東日本千葉支社は11日、台風13号に伴う大雨の影響で運転見合わせが続いている外房線の誉田～大網間に関して、9月13日まで終日運転見合わせとし、現時点の運転再開見通しについて発表した。あわせて土気～大網間の被害状況を写真で公開した。


外房線は土気～大網間で土砂流出が発生するなど被害の程度が大きく、9月10日まで誉田～安房鴨川間で列車の運転を見合わせていた。このうち大網～安房鴨川駅間は9月11日始発から運転再開。外房線の列車は千葉～誉田間で「30分に1本程度」、大網～上総一ノ宮間で「60～30分に1本程度」、上総一ノ宮～安房鴨川間で「60分に1本程度」の運転を実施している。特急「わかしお」は全列車・全区間運休となった。

運転見合わせとなっている誉田～大網間では、引き続き運転再開に向けて点検作業・復旧作業を実施している。運転再開の見通しについて、9月10日の発表から変更はなく、9月13日まで終日運転見合わせとし、9月14日以降の運転再開を見込んでいる。


なお、大網駅から千葉方面へ移動に関して、総武本線・東金線経由の迂回乗車を呼びかけている。この迂回乗車は通常より時間がかかるとのこと。誉田～大網間で代行バスも運転(6～21時予定)されるが、バスの本数が少なく乗車できない場合や、道路状況により大幅に時間がかかることが見込まれる。最新の情報はJR東日本のサイト内「運行情報・運休情報」等で案内している。（木下健児）