東京都の30代後半の女性(事務・管理/年収200万円)は、友達付き合いについて「要は、SNSかリアルかは問わず、嗜好や考え方の相性なんですね」と持論を語る。その根拠として、女性はSNSで知り合った「二次創作をするアニオタ友」2人と絶縁した経験を綴った。
「作品の二次創作するよりも普通のリア友のように遊ぶように」なったことがきっかけだった。
「作品以外の話は他の2人とは合わず、また性格もそぐわず、フェードアウト予定でした。(私が)作品に夢中になり、そちらの付き合いを始めると、(2人は)私が離れるのを不誠実かのように責め、『私たちと(作品と)どちらが大事か』という態度に出始めたので、私も『あなたたちへの気持ちは離れた』と態度を示しました」
結果的に、女性が2人と距離を置いたのは正解だった。2人はまるで手の平を返すかのように、急に女性を攻撃してきたのだ。(文:福岡ちはや)
「創作しつつオフ会程度が、一番楽しい私なりの人間関係の構築」
女性は2人から受けた酷い仕打ちの数々を打ち明けた。
「2対1で強気に出たのか、SNSで別垢を作り、私に対し逆ギレ・愚痴を連発。私も1回怒りのツイートをしましたが、その後片方は13時間かけて執拗に私をLINEで責めてきました。彼女たちは私の二次創作や付き合いを妨害してきたりした経緯もあり、その執拗さで私も気持ち悪くなり、お互いに連絡をブロック。当初フェードアウト予定で態度を曖昧にしていたので『友達を大事にしない』と責められたのはやむなきことですが、あちらも私との約束を破ったり、創作物を軽視する言動があったため、お互いさまです」
さらには捨てゼリフで「リアルの人間関係を大事にしてない。永遠にSNSで生きてろ!さようなら」とまで言われたという。いくら腹が立っても、これまで仲良くしていた相手にそこまで言う必要はないだろう。
2人は自分の気に入らないことがあれば相手を責める性格なのか、SNS上でほかのトラブルも引き起こしていた。
「片方はいまだにアカウントを増やしては他者と繋がり、問題を起こしたらブロックを繰り返し、片方はSNS付き合いがストレスだったのか、さっさといなくなりました」
2人と縁を切り、「私は今、快適に過ごせてますが、この経験から友達は作っていません」と女性。とはいえ、まったく人付き合いをしていないわけではなく、
「創作しつつオフ会程度が、一番楽しい私なりの人間関係の構築」
「10年以上のリアル付き合いのあるフォロワーさんもいます」
と明かした。“誰とどのように付き合うかは自分次第”だと気づかせてくれる話である。
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