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ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」に宮澤エマ、志田未来、吉瀬美智子、三田佳子

2023年09月11日 07:08  コミックナタリー

コミックナタリー

ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」キャスト解禁ビジュアル
入江喜和原作によるTVドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」の追加キャストが発表された。伊沢志生里役を宮澤エマ、前田有香役を志田未来、泉川蘭役を吉瀬美智子、伊沢節子役を三田佳子が演じる。

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宮澤が演じる志生里は、菅野美穂演じるゆりあの義理の妹で、田中哲司演じる吾良の実妹。甘え上手な半面、家族の中ではトラブルメーカーになりがちな人物だ。志田が演じる有香は、突然要介護状態となった吾良のオペを担当する主治医。オペの後も吾良を診察するため定期的にゆりあの家を訪問し、慣れない介護に奮闘するゆりあと家族たちに寄り添う。

吉瀬が演じる蘭は、ゆりあの実姉。ゆりあとは対照的に華やかな雰囲気をまとっており、ズバズバと物を言う性格で、家庭がありながらも18歳年下と不倫中だ。そして三田が演じる節子は吾良の母親。ゆりあ夫妻と同居している彼女は、鳴かず飛ばずの小説家である息子を支え続けてきた嫁・ゆりあに、絶大な信頼を寄せている。新キャスト4人からのコメントも到着した。

10月19日からテレビ朝日系列で放送される「ゆりあ先生の赤い糸」は、子供の頃に“おっさん”というあだ名を付けられたほど男勝りな主婦・伊沢ゆりあの物語。平凡でも幸せな結婚を望んでいたゆりあは、小説家の吾良と夫婦になり、自宅で刺繍教室を開きながら穏やかに暮らしていた。しかしある日、吾良がホテルで昏倒し緊急搬送されたという連絡を受けたことから、彼女の日常が一変する。

■ 宮澤エマ(伊沢志生里役)コメント
□ オファーを受けた時の気持ち
「私が菅野美穂さん主演のドラマに出るのか!」と、すごく感慨深かったです。原作も先進的といいますか…新しい家族の形や関係性が描かれていて、すごくワクワクしました。

□ 伊沢志生里という役の印象と、演じる上で心掛けたいこと
私は最近アクの強いキャラクターを演じる機会が多かったのですが、志生里さんはダントツでNo.1の強烈キャラクターです! 実は原作を読みながら、最初は志生里さんにイライラしてしまい、はたして私は彼女に近づいていけるだろうか…と思ったくらいでした(笑)。その半面、彼女なりの正義や論理をひも解いていけたら、すごく面白いキャラクターなるんじゃないかな、と。ここまで自分の気持ちを優先できる人ってなかなか実世界にはいないので、逆に憧れるレベルです(笑)。彼女のように自分の言いたいことを言えたら気持ちいいだろうなとも思うので、演じるのがすごく楽しみです。

□ 菅野美穂の印象
ゆりあ先生と同じように、菅野さんもとても真面目で素直な方だと思いました。真摯に役と作品に向き合っていらっしゃいますし、ご自身の気持ちを伝える時もすごく言葉を選ばれつつ、気持ちのよい言い回しをされるんです。みんなも思ったことがあれば自由に発言できる、風通しのよい現場を作ってくださるんじゃないかな、という印象を受けました。今回、私はぶっ飛んだキャラクターなので、せめてカメラが回ってないところでは、みんなと仲良くやれたらなと思います(笑)。

□ 視聴者へ見どころを含めたメッセージ
家族や夫婦、恋愛、アイデンティティー、ジェンダーって何だろう…と、さまざまな既成概念について問いかけている方々が多い今だからこそ、すごく響くホームドラマになっていくんじゃないかなと思っています。また、ゆりあさんの人生はとてもドラマチックで、「どうなっていくの!?」というドキドキ感もたくさん詰まっているので、ぜひ楽しんでいただけたらと思っています。個人的には、志生里さんを嫌いになっても、私のことは嫌いにならないでいただければ…と願っています(笑)。

■ 志田未来(前田有香役)コメント
□ 出演が決まった時の気持ち
どの家庭もいろいろな問題を抱えているんだな…と感じた作品でした。ゆりあさんは本当に一生懸命で前向きな強い女性で、台本を読んでいるだけでもすごく応援したくなる存在です。そのような女性を菅野美穂さんが演じられることによって、どんなドラマが生まれるんだろう、とワクワクしました。

□ 前田有香という役の印象と、演じる上で心掛けたいこと
実は、お医者さんの役を演じるのは初めてなんです。ですから、自分の中では挑戦でもあります。私が演じる前田は、ゆりあさんの心もサポートしながら、彼女の家族にしっかりと寄り添っていくお医者さんです。ドラマを見てくださる方々もちょっとホッとできるような存在を演じられたらいいなと思っています。

□ 菅野美穂の印象
『わたしたちの教科書』(2007年)でご一緒させていただいた時に、キャストやスタッフの皆さんに対して分け隔てなく、気さくに接していらっしゃる姿を見て、本当に素敵だなと思いました。また、菅野さんはすごく穏やかで、ずっと笑っていらっしゃる方なんですけど、いざお芝居となるとスイッチが入ったかのように、役に合わせて目つきも雰囲気もガラッと変わられるんです。その姿を目の当たりにし、とても勉強になるなと思っていたので、また今回ご一緒させていただけて、すごくうれしいです!

□ 視聴者へ見どころを含めたメッセージ
見てくださる方々に「明日も頑張ろう!」と思っていただけるような作品になっていると思います。私も、少しでも皆さんがホッとするシーンをお届けできるよう頑張りますので、ぜひ楽しみにしていてください。

■ 吉瀬美智子(泉川蘭役)コメント
□ 出演が決まった時の気持ち
菅野美穂さんと『ギルティ 悪魔と契約した女』(2010年)以来、13年ぶりにご一緒できるということで、すごくうれしかったです。と同時に正直なところ、「あの時から自分が成長していなかったら、どうしよう…」と思って(笑)、緊張もしました。「これ、どうなっていくの!?」とドキドキするような、先の読めない展開が続く物語を、私も視聴者の皆さんと一緒にどんどん楽しめたらいいなと思っています。

□ 泉川蘭という役の印象と、演じる上で心掛けたいこと
蘭は妹のゆりあさんとはまったく違い、わりと自由奔放に生きている女性なんです。実は、私自身ともまったく違うタイプの女性なので、その違いを楽しんで演じられたらいいなと思います。

□ 菅野美穂の印象
明るくて、お姉さんっぽいところもあって頼りがいがある一方、天真爛漫な一面もあったり…! とても素敵な方です。心から安心して頼れる存在です。

□ 視聴者へ見どころを含めたメッセージ
人気マンガの実写化ということで、私もちょっとドキドキしていますが、楽しんで蘭を演じられたらいいなと思います。たくさんの方々に見ていただきたいと願っております。ぜひご覧になってください。

■ 三田佳子(伊沢節子役)コメント
□ 出演が決まった時の率直な気持ち
人間ドラマがしっかりと描かれた本当に面白く素晴らしい原作で、あとがきまで夢中になって読みました。そんな作品の再現に、自分も出演者として参加できるなんて…ものすごく楽しみになりました!

□ 伊沢節子という役の印象と、演じる上で心掛けたいこと
節子さんはマイペースで、どこかトボけたところもあるけれど、好奇心がとても旺盛で、本当にかわいらしいおばあちゃんなんです。しかも最大のポイントは、お嫁さんであるゆりあさんのことが大好きだということ! お嫁さんとお姑さんというのは、なかなか仲良くなれないものだけど、節子さんは心からゆりあさんをかわいいと思って、すがっているんですよ。そんな節子さんのチャーミングな雰囲気を、声の出し方や話し方を工夫しながら表現していきたいです。また、原作の節子さんはすごく小柄なので、今回は肉襦袢をたくさん着て体に丸みを出しつつ、膝や腰を曲げ、小さいおばあちゃんのかわいらしさを出したいなと思っています。

□ 菅野美穂の印象
菅野さんとは初共演なのですが、お会いする前に感じていた通り、とっても自然体で飾らない方! 頭もよくて、素敵だなと思いました。ゆりあさんは優しいだけじゃなく、突然変異するようなところもあるんですけど、本読みでもそんな一面をバリバリッと見せてくれたので、今後の撮影がとても楽しみです。

□ 視聴者へ見どころを含めたメッセージ
この物語では、普通の家庭の中でどんどん巻き起こる波乱に、ゆりあさんが果敢に立ち向かって解決していきます。しかも、彼女は敵対する人までも仲間に入れて、生きていく! そこがとても小気味よくて、お客様にも毎回「今度はどうなるんだろう!?」とワクワクしていただけると思いますし、私も楽しみです。思わず真似したくなるような素敵な生き方に変貌していく、年齢を重ねたヒロインの青春物語をぜひ新鮮な気持ちで楽しみつつ、参考にしていただけたらなと思います。

■ ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」
□ 放送情報
テレビ朝日系:2023年10月放送開始、毎週木曜日21:00~21:54

□ スタッフ
原作:入江喜和「ゆりあ先生の赤い糸」(講談社)
脚本:橋部敦子
音楽:菅野祐悟
監督:金井紘、星野和成、竹園元
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:峰島あゆみ(テレビ朝日)、中込卓也(テレビ朝日)、山形亮介(KADOKAWA)、新井宏美(KADOKAWA)
制作協力:KADOKAWA
制作著作:テレビ朝日

□ キャスト
伊沢ゆりあ:菅野美穂
箭内稟久:鈴鹿央士
伴優弥:木戸大聖
伊沢志生里:宮澤 エマ
小山田みちる:松岡茉優
小山田まに:白山乃愛
前田有香:志田未来
泉川蘭:吉瀬美智子
伊沢吾良:田中哲司
伊沢節子:三田佳子