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キャサリン皇太子妃、エリザベス女王のイヤリングを着けて一周忌礼拝に参列 遺影の前でお辞儀をする場面も

2023年09月10日 10:01  Techinsight Japan

Techinsight Japan

キャサリン皇太子妃が、ウィリアム皇太子とともにエリザベス女王の一周忌礼拝に参列。皇太子妃は女王のイヤリングを着けて敬意を表した(画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年6月27日付Instagram「Reflecting on an insightful morning at @hopestreet_os」』のスクリーンショット)
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が英ウェールズを訪問し、エリザベス女王の一周忌を偲ぶプライベート礼拝に参列した。この日、キャサリン皇太子妃は女王が所有したダイヤモンドとパールのイヤリングを着用し、礼拝後には女王の遺影の前でカーテシー(お辞儀)をするなど亡き女王への敬意を表した。

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ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が現地時間8日、ウェールズのペンブロークシャーの都市セント・ディヴィッズにある聖デイヴィッド大聖堂で、エリザベス女王の一周忌を偲ぶ礼拝に参列した。エリザベス女王は2022年9月8日、夏季休暇で滞在していたスコットランドのバルモラル城で、96歳で崩御した。

現地メディアによると、ウィリアム皇太子夫妻を乗せた飛行機は、霧で悪天候だったため到着が遅れた。しかし現地では夫妻を歓迎するために多くの群衆が待ち受けており、2人が通るルートには地元の学校から600人の子供達が並んだそうだ。さらに大聖堂の周辺には、およそ300人の群衆が訪れたという。


この日、キャサリン皇太子妃は「Eponine London」によるバーガンディ色のコートドレスと、同色のファシネーターとクラッチバッグ、ハイヒールを合わせていた。ファシネーター以外の衣装は、昨年12月に皇太子妃が主催したクリスマス・キャロル礼拝『Royal Carols: Together at Christmas』で着用したものと同じだ。

そして耳には、エリザベス女王が所有した「シルバー・ジュビリー・イヤリング」を着けていた。イヤリングはダイヤモンドとパールを配したもので、女王の崩御後にキャサリン皇太子妃が何度か公の場で着用する姿が目撃されている。隣を歩くウィリアム皇太子は、ネイビーブルーのスーツに同色のネクタイを合わせていた。

英メディア『The Mirror』によると、ウィリアム皇太子夫妻は大聖堂に入ると、20人の招待客と聖職者や聖歌隊とともに10分間のプライベート礼拝に参列したという。

礼拝の最後には、夫妻がユーカリ、ワックスフラワー、白いバラなどを束ねたブーケを持ち、エリザベス女王の遺影へと歩いた。


2人が遺影の前に立つと、キャサリン皇太子妃が亡き女王に敬意を表して、軽くカーテシー(片方の膝を折って片足を後ろに引くお辞儀)をしたそうだ。


その後、夫妻は花束を捧げると、静寂に包まれる中、頭を下げて目を閉じて女王のために祈りを捧げた。

礼拝後には夫妻が招待客らと談話し、キャサリン皇太子妃は「私達はみな、女王との素晴らしい思い出を持っています」と語ったという。

夫妻は大聖堂を出ると、周囲に集まった300人ほどの地元の人々のもとへ行き、しばらくの間交流していた。

エリザベス女王の命日、チャールズ国王とカミラ王妃は夏季休暇で滞在中のスコットランドのバルモラルで、クラシー・カーク教会での礼拝に出席して亡き女王への祈りを捧げた。

ヘンリー王子は7日にイベント出席のために渡英しており、女王の命日を迎えた8日には、ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂をサプライズ訪問していた。

画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年6月27日付Instagram「Reflecting on an insightful morning at @hopestreet_os」、2023年9月8日付Instagram「A moment of reflection at St Davids Cathedral honouring Her Late Majesty」、2022年12月16日付Instagram「A joyous evening at Westminster Abbey for the #TogetherAtChristmas Carol Service!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)