トイレに行くだけでストレスになるような職場にいたという経験談が寄せられた。埼玉県の30代前半の女性(事務・管理/年収100万円)は、過去の職場のトイレ事情を詳しく綴っている。(文:林加奈)
女性が以前勤務していた職場では、業務時間中にトイレに行くとき、必ず上司に許可を得なければならなかった。
「休憩時間にトイレに行くとしても、何らかの理由で休憩時間内にオフィスに戻れないときは、あらかじめその旨上司に報告してから行かなければならないというルールがありました」
業務中はトイレに行く自由もなかったらしい。
「トイレは休憩時間内に済ませるように」という頭の固い上司
そして
「女性は特に、生理が重い時もありますし、いろいろな障がいを持ったスタッフが何人も一緒に働いている部署だったので、体調や障がいの都合上どうしても用を足すのに時間がかかったり、トイレに入ってから急にお腹を下したりすることがある方もいました」
「でも定年を超えて再任用制度で働いていた上司は頭が固く、そういうことに一切配慮してくださらない方で『なるべくトイレは休憩時間内に済ませるように。トイレで時間がかかってオフィスへ戻るのが遅れるなら行く前に上司に言うように』としょっちゅう注意されていて」
と振り返る。女性特有の体調や障がいに理解がない上司に「いくら『トイレに行く前までは休憩時間内に戻るつもりだった』と事情を話しても誰も受け入れてもらえず、みんな大変困っていました」とも語っている。
臭くてコバエがいる職場のトイレには「なるべく入らないようにしていました」
肝心な職場のトイレも劣悪な環境だったという。
「トイレは臭いし、たまにお掃除のスタッフさんが虫よけの芳香剤を置いてくれたりしましたが、ほとんど効かないくらい、毎回用を足しながら4~5匹は退治してたくらいには大量のコバエが湧いていて衛生的にも問題があり(ました)」
そのため女性は、職場のトイレには「なるべく入らないようにして、お昼休みに別棟か、お昼ご飯のついでに近くのお店のきれいなトイレに行くようにしていました」と苦労を明かした。
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