恋人が自分より年下で幼いと思っていても、騙されないとは限らない。群馬県に住む30代男性(既婚/営業/年収200万円)は
「当時、自分は20歳の社会人で彼女は高校生3年生の受験生でした」
と年下の彼女にあっさり裏切られた経験を語ってくれた。
付き合い始めてから1年ほどたったある時、彼女から「大学受験が忙しくなるから当分会えないから距離を置いてほしい」と言われたのだが……。(文:真鍋リイサ)
「受検が落ち着いたらまた私と付き合ってほしい」はずでは?
男性は「距離を置く必要はないのでは?」と説得を試みたが、彼女は
「絶対に落ちたくない大学なの。勉強に集中したいからお願い。そして受検が落ち着いたらまた私と付き合ってほしい」
と強い思いを伝えてきたため、男性も受け入れた。
「当時の僕はその言葉を鵜呑みにしてしまい連絡も一切断ちました」
それから2か月くらい経った頃、男性は彼女の受験勉強の具合が気になり久々に連絡を取った。ところが、「彼女から返ってきたメールは別れを告げるもの」だったという。彼女は
「久しぶり。あれから受験勉強も順調だよ。あと私、新しい彼氏出来たので距離を戻すことはできなくなりました。なので連絡はしてこないで下さい」
と悪びれもせず返してきた。受験勉強は体のいい別れの口実だったようだ。
「『全部嘘だったのか』と自分の浅はかさを痛感したと同時に怒りが込み上げてきましたが、 それからすぐに僕は相手の連絡先を全て拒否をし、こちらからは一切連絡はする事もなく終わりました」
その後は、きっぱりと断ち切ることができたようだ。現在も未練もなく、別れてよかったと思えているようで、
「ただ後日、風のうわさでまた新しい彼氏を探していると聞いて別れて正解だったと思いました」
人は簡単には変わらないらしい。
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