面接で聞いた労働条件が実際はまるっきり違ったら、絶望してしまうだろう。茨城県の30代後半の男性(設備・交通・運輸/正社員・職員/年収250万円)は、「某大手ハウスメーカー専属の運送屋」を3日で辞めたことがある。
「面接で言われたことがまるっと嘘だった」
と明かし、辞めるまでの経緯を語ってくれた。(文:國伊レン)
営業職で採用されたが「3か月過ぎても工場勤務でした」
「手降ろしなしの給料27万と聞いていたのに、実際には鉄骨だろうが窓サッシだろうが完全手降ろしなうえ1日3回戦が当たり前」
と想像以上に重労働だったようだ。給料の27万円についても「1か月休みなし4回戦でもらえた額」で、面接で聞いた話と全く違ったため退職を決意したようだ。
「その後に入った別の運送屋で長距離に行けたので辞めて正解でした」
同じように労働条件に嘘をつかれ即行で辞めた人の投稿は、他にも届いている。福岡県の50代前半の男性(サービス・販売・外食/正社員・職員/年収300万円)は、営業職で採用された。しかし実際は、
「『1週間の研修の後で、1か月は商品の製造の仕事して商品の知識を得てから営業に回ります』という説明を受けたが3か月過ぎても工場勤務でした」
と語る。
男性によると、この会社は営業職や事務職で募集をかけ「研修後は配置転換という形で工場勤務をさせる手口が常套手段」だっという。
男性は3か月で辞めたが、
「辞めてよかったと思います。そのような募集をしないと人が集まらないほどの重労働に給料でした」
2人とも退職したことを後悔していないようだ。社員に嘘をつく会社のもとで気持ちよく働くことなどできないだろう。
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H