社長の息子と結婚して会社の上層部と親族関係になった女性。玉の輿かと思いきや、現実はそう甘くはないようだ。
「入社して1年目に、社長の息子さんが入社され、その方と付き合い結婚しました。結婚してからも、とくに給与面は変わりません」
と明かす20代後半の女性(年収250万円/長崎県/金融・保険系/正社員・職員/既婚)。結婚後は家族ならではの仕事も任され、苦労していることを綴った。(文:永本かおり)
仕事中に親戚の墓参りに無理やり行かされる
会社では事務員として働く女性。収入は手取りで13.2万円、額面では17万円のまま3年目を迎えた。
他の社員も昇給がないようで「なんとも思っていません」という女性だが、結婚して家族になったからと「社長のご親戚の命日には墓参り」をさせられることには納得できなかった。
「仕事の時間にお墓に連れていかれ、簡単にお参りをしてから、ご飯を食べてまた会社に戻ります。 その日は、時間がとられて仕事になりません。 行きたくなくても無理やり行かされます。 社長の血縁ではないが長く勤めている上司からもいけいけと言われ、お局からもいけいけと言われ無理やりに行かされます」
「こういうときだけ家族扱いでほかのことは家族扱いされません。社長のお子さんやお孫さんは、生前贈与でお金をいくらかもらっていますが、私にはなし。お金がほしいわけではありません。『家族』と都合が良い時だけ言って、都合が悪くなると赤の他人扱い。それをやめてほしいです」
と訴える女性。
「ずっと赤の他人がよいです」
そう吐き捨てるように書いていた。
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