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ノスタルジックな温泉街・紀伊勝浦さんぽへ

2023年09月08日 10:01  オズモール

オズモール

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◆【和歌山県・那智勝浦町】昭和レトロな温泉街・紀伊勝浦で訪ねたいよりみちスポット5選

昭和時代中期、新婚旅行のメッカとしてにぎわったのが、ノスタルジックな雰囲気が漂う勝浦漁港近くの温泉街・紀伊勝浦。レトロな町並みの中に、モダンなインテリアのカフェや、マグロ丼を提供する複合施設があったりと、のんびりそぞろ歩きするのが楽しい。熊野三山めぐりの後に立ち寄りたい、よりみちスポットをご紹介します。



生マグロ料理を味わい、足湯や温泉をハシゴ
JR紀勢本線の紀伊勝浦駅から、勝浦漁港へ至る駅前大通りを中心に、幾筋もの商店街が伸びる。勝浦漁港は、はえ縄漁法による生マグロの水揚げ日本一。マグロ料理店や物販店、特産のみかんを扱う店が点在。温泉も湧出し、多様な宿泊施設が揃うので、熊野三山めぐりの拠点にも。新婚旅行のメッカだった昭和中期のノスタルジックな空気が流れる。
■東京から紀伊勝浦までのアクセス
羽田空港より南紀白浜空港まで飛行機で約1時間10分、片道合計約35000円(南紀白浜空港まで)
※南紀白浜空港駅から紀伊勝浦駅までは、南紀白浜空港リムジンバス新宮駅行きで約1時間55分(1日2便)



上/ランチは那智勝ピザにサラダとドリンクがセットで1100円 左下/ピザは店主が高温の石窯で焼きあげる 右下/南紀白浜のナギサビールや三重県伊勢市の伊勢角屋麦酒など、厳選のクラフトビールを用意
kitchen nicori
駅前商店街の創作イタリアン。流木や紀州材を使ってリノベされた店内には石窯があり、注文ごとに薪火で焼きあげる香ばしいピザが自慢。人気は勝浦港で揚がったビンチョウマグロで作る自家製ツナたっぷりの那智勝ピザ。生地はもちもちのナポリ風とクリスピーなローマ風から選べる。
DATA
キッチン ニコリ
TEL.0735-30-4435
住所/和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地5-2-33
営業時間/11:30~14:30(13:30LO) 18:00~22:30(21:30LO)
定休日/日・月
予約/可
アクセス/紀伊勝浦駅より徒歩2分 



上/鮪の脇口の元祖もち鮪丼2500円。日によりメバチマグロかキハダマグロの赤身が熊野米のごはんに盛り付けられる 左下/港を望むテラス席で食事を 右下/「YASHINOMI」のマグロのぬいぐるみは4種各1000円
勝浦漁港 にぎわい市場
勝浦漁港に隣接する、飲食店やみやげもの店が12店舗集まる複合施設。創業120余年の水産会社「ヤマサ脇口」の直営店「鮪の脇口」で提供する「もち鮪」は必食。深海を泳ぐため、水圧に耐えて身が引き締まり、弾力や粘りのある食感は一度食べたらクセに。マグロモチーフのかわいい雑貨もチェック!
DATA
にぎわいいちば
TEL.0735-29-3500
住所/和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地7-12
営業時間/8:00~16:00(飲食ブース15:30LO)
定休日/火
予約/不可
アクセス/紀伊勝浦駅より徒歩4分



上/はっさくのタルトとカフェオレのセット950円 左下/建物は築100余年。モダンな内装に古い調度品がなじむ 右下/入口の真横に両親が営む鮮魚店のセルフスタンドがあり、刺身やフライなどを販売
CAFE amaai
11年前、店主の鳥羽山恭兵さんが東京のカフェ文化を地元に持ち帰り、紹介した先駆店。地元食材を活かした手作りのワンプレートランチ6種やケーキ4種のほか、エスプレッソベースのドリンクが充実。夜お茶したり電車や船の待ち時間を過ごしたり、ささやかな時間を過ごすのに貴重。
DATA
カフェ アマアイ
TEL.0735-52-0181
住所/和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地5-2-10
営業時間/11:30~17:00(16:30LO) 金・土11:30~17:00(16:30LO) 19:00~22:00(21:30LO)
定休日/水・第1木
予約/可(ディナーのみ)
アクセス/紀伊勝浦駅より徒歩2分 



上/フルーツのシフォンサンド473円と和歌山産オレンジの角切りを入れたオレンジティーソーダ660円 左下/天井が高く自然光の注ぐ空間 右下/いとこ同士という店主の野生さん(右)と濱田さん(左)
hers table
お菓子作りの好きな女性ふたりが3年前にオープン。アンティーク家具やドライフラワーが飾られた店内には、地元の旬の果物がこぼれんばかりのタルトやシフォンサンド、マフィンやクッキーが並び、女性客が引きも切らない。各種ドリンクとともに居心地のよい空間でくつろいで。
DATA
ハーズ テーブル
TEL.0735-29-7613
住所/和歌山県東牟婁郡那智勝浦町朝日1-86-2
営業時間/11:30~19:00(18:00LO) 金13:00~
定休日/月~水
予約/不可
アクセス/紀伊勝浦駅より徒歩5分



上/天然洞窟に覆われた大洞窟風呂「忘帰洞」は荒波の音と硫黄の香りが印象的 左下/勝浦港の観光桟橋からカメの送迎船で約5分、ホテルに到着 右下/12畳の本館和室からは太平洋と勝浦の町並みが
ホテル浦島
勝浦港に迫り出す岬に4つの宿泊棟が点在。天然洞窟の中に自然湧出する大洞窟風呂「忘帰洞」のほか、5カ所の効能豊かな温泉をめぐろう。全長約154mのエスカレーターで海抜約80mの狼のろし煙山遊園に上れば、展望台から熊野の山々と太平洋、勝浦の町並みを360度見渡すことができる。
DATA
ホテルうらしま
TEL.0735-52-1011
住所/和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2
客室数/393 
通常宿泊料金/1泊2食付き2名1室1名15400円~、土・祝前日17600円~
アクセス/紀伊勝浦駅より徒歩6分、観光桟橋から送迎船で約5分 



めぐり方のアドバイス
東京から和歌山へのアクセスは、羽田空港から飛行機利用で南紀白浜へ入るのが最短ルート。南紀白浜空港から熊野本宮、那智勝浦、新宮へのバスは本数が限られているため、空港近くでレンタカーを借りてアクセスするのがベター。熊野三山を効率よくめぐるなら、紀伊勝浦を拠点にプランニングするのがおすすめ。