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JR只見線でサイクルトレイン導入に向け運用実験、ただし関係者のみ

2023年09月07日 20:21  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
只見線利活用推進協議会、国土交通省東北運輸局、JR東日本東北本部は7日、只見線で関係者によるサイクルトレインの運用実験を9月16日から開始すると発表した。


全国の鉄道会社でサイクルトレインの導入事例が増加しており、自転車と列車を組み合わせた新たなサイクルツーリズムの形として今後も発展が見込まれることから、只見線利活用推進協議会、国土交通省東北運輸局、JR東日本東北本部の3者が連携し、只見線の定期普通列車を活用して運用実験を行い、実務上の課題を探る。



実施日は9月16・17日と10月7・8・14・15日の計6日間。会津若松~会津川口間で定期運転を行う普通列車を対象に、往路は会津若松駅7時41分発・会津川口駅9時43分着、復路は会津川口駅12時29分発・会津若松駅14時15分着の列車で運用実験を実施する。会津若松駅、会津坂下駅、会津柳津駅、会津宮下駅、会津川口駅の5駅で自転車の乗降ができる。



なお、今回は只見線で初めて定期普通列車を活用して実験を行うため、安全面・定時性確保の観点から参加者を限定して行われる。一般の利用者が自転車を持ち込むことはできない。(佐々木康弘)