一つの事がきっかけで、友情にヒビが入ってしまうこともある。
埼玉県の30代後半の女性(サービス・販売・外食/年収400万円)には「学生時代から仲良く、社会人になっても年に2、3回会って爆笑出来る仲」のAさんという友人がいた。
「Aさんは友達(Bさん)が結婚すると『結婚早くした方がいいよ!』という言葉が来るのでとてもストレスで嫌だと言っていました」
しかしAさん自身が結婚した後、女性に対して同じ言葉をかけてきたという。(文:谷城ヤエ)
「自分がされて嫌だったことを普通に言える人なんだな」
「(Aさんは)自分がされて嫌だったことを普通に言える人なんだなと思いましたが、知らないうちに自分でもしてるかもしれないのでそこはお互い様ということでそこは胸の中に(しまった)…」
複雑な気持ちになったものの、Aさんに指摘しなかったようだ。その後、女性はAさんの結婚式に呼ばれたが、心ない言葉が引っかかっていたことに加え、
「他の招待されてる友人が知らない(人たちな)ので楽しめないなと思いつつ、お祝いは2人で会った時にしようかなと思い、『仕事が休めなくて行けない』という理由付きで丁重にお断りしました」
するとAさんからは「友達なら普通来るでしょ!」と言われ、そこから音信不通になったという。
女性は「人によるかもしれませんが」と前置きしたうえで、他の友人の結婚式では、その友人は女性に「孤立しちゃうから、来て欲しいけど任せる」と言ってくれたので、女性は参加せず後日お祝いしに行ったと振り返る。「その友人とはやはりいまだに仲良い」そうだ。どんな場面でも友人なら相手を思いやる気持ちが大切だと女性は言いたいのだろう。
「結婚式にお金がかかる日本のしきたりもどうなのかなと思ってしまったくらい影響が大きかったです」
「他にも『いるよね、そういう人』っていう縁が切れがちな話はあります」
と綴っていた。
キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことがある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG