ダッパー・ダンは、1980年代から90年代始めにかけて、ブティックをニューヨークのハーレムで経営。「グッチ(GUCCI)」などラグジュアリーブランドのロゴを全面に配したレザーやファブリックを密造し、ヒップホップスターやアスリートを顧客に衣装を製作していた。2018年にはグッチが、ダッパー・ダンとコラボして1980年代のアーカイヴをサンプリングしたカプセルコレクションを発表し、話題を集めた。
今回のコレクションは、試合後のアフターパーティーからインスピレーションを得ており、90年代と2000年代の美学に、モノグラムを取り入れたデザインが特徴。バスケットボールとヒップホップカルチャーの要素に、ダッパー・ダンのテイストをミックスすることでスポーツウェアに洗練されたイメージを持たせたという。今年50周年を迎えるスニーカー「CLYDE」をベースにした「CLYDE POST GAME RUNWAY」(3万800円)やダッパー・ダンのシグネチャーでもあるモノグラムを落とし込んだトラックジャケット(4万1800円)、フーディージャケット(3万3000円)、グラフィックTシャツ(1万1000円)、ショーツ(1万4300円)、バケットハット(7700円/いずれも税込)などをラインナップする。