9月5日、スポーツチャンネル『DAZN(ダゾーン)』が配信するF1専門番組『WEDNESDAY F1 TIME』の公開収録が東京都港区六本木のMercedes me Tokyoにて行われた。収録では、DAZNのF1中継でおなじみのサッシャ氏とレーシングドライバーの中野信治氏が、抽選で選ばれた観覧客の前でF1トークを展開、会場は盛り上がりをみせた。
モータースポーツの最高峰であるF1を全戦ライブ配信するDAZNにおいて、2021年に新たなオリジナルコンテンツとして配信が開始されたのが『WEDNESDAY F1 TIME』だ。この番組は、F1ファンはもちろん、“F1に興味はあるけど、どこに注目すればいいかわからない”という人にも、チームやドライバー視点での見どころなど、さまざまな角度からF1の魅力を伝え、レースを分析する専門的なVTRとトークを中心にした番組になっている。
通常の『WEDNESDAY F1 TIME』は、MCを務めるサッシャ氏と中野氏が、無観客のスタジオで収録された内容が配信されているが、今回は同番組2度目となる“公開収録”を実施。応募倍率15倍をくぐり抜けた150名のF1ファンが六本木のMercedes me Tokyoに詰めかけた。
さらにその後はMercedes me Tokyoでの収録ということで、メルセデス、マクラーレン、アストンマーティンのメルセデスパワーユニット搭載チームの戦いを振り返った。そのなかではメルセデスがゼロポッドを止めた理由や、フェルナンド・アロンソのレース巧者ぶり、成長著しいランド・ノリスの話題、さらにはハミルトンがポールポジションを獲得したハンガリーGP予選でのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)との走行データ比較、奇抜なファッションが話題のハミルトンの服装チェックといった内容が展開された。
なお、公開収録終了後にはサッシャ氏と中野氏が観覧に訪れた人たちとコミュニケーションを取る場面もあり、なかには名古屋や大阪、新潟、仙台から駆けつけたというファンもいた。そしてF1番組の収録ということで、チームウェアを着用して会場に訪れたファンも多く、F1人気の高さを改めて感じた。今回の公開収録の様子は、9月6日(水)22時からDAZNにて配信が開始される予定なので、ぜひチェックをお忘れなく。なお、『WEDNESDAY F1 TIME』では今後も機会があれば公開収録を行っていきたいとのことで、“F1専門番組”のさらなる発展が楽しみになる公開収録だった。